9月に再審議される事になっている『東京都青少年健全育成条例改正案』に対して、我々は抵抗を続けてきた、実に様々なアプローチから。
その結果、見えてきたものがある。
関連する出版物を出版している会社及び団体は、痛くも無い腹を探られまいとし、および腰である。
表現者たちは自らの責務を果たす事のみが命題となっており、抵抗する事が出来ない。
この条例改正案に関連する如何なる団体も、抵抗しようとはしないのだ。
我々が戦うべき相手は、石原慎太郎でも、この条例改正案でもない。
まして、先の条例改正案に賛成票を投じた議員ですらない。
我々が戦うべき真の敵は、思想である。
保守的な思想、偏見に満ちた思想、先入観に満ちた思想、誤解に満ちた思想、これらが我々の真の敵である。
これらの思想と戦い、真に日本国の為に有益な思想を再構築する事こそ、我々日本国憲法を遵守する真の日本人のあるべき姿である。
バックナンバーに記載されているリストは、我が日本国の首都たる東京都議会において条例改正案への投票権を持つ議員のリストである。
彼らは、代議制民主主義において国民の意見に耳を傾け、それを議会において代議する責務を負っている。
彼らは我々の代表であり、我々の代弁者である。
しかし、彼らの中に我々の敵、即ち日本国憲法にそぐわない思想が存在する。
我々はこれらを正し、正しく導いてあげなければならない。
それが日本国民の義務であり、これからの日本を没する事の無い国にする唯一の手段だからだ。
都議会の長たる石原慎太郎氏は、極めて稀有なノスタルジストだ。
彼の頭の中の東京は、涙橋には実際に木製の橋がかかっていて、バラックやドヤ街が存在し、進駐軍の闇市が焼け野原の上に存在する東京だ。
彼に今の東京を見せたとしても、恐らく理解できないだろう。
いや、むしろ、認めたくないのかもしれない。
日本国民の多くがテレビを持たず、テレビのある家に大勢が集まりON打線に熱狂し、力道山が外国人レスラーを倒す姿を見て熱狂していた日本人が、彼が追いつけないほどのスピードで変わってしまった事に。
私はそんな彼に同情を禁じえない。
彼に如何なる論法を持ったとしても、この条例改正案を撤回させる事は不可能である。
彼と私には少なからず共通点が存在する。
彼同様、私も自身よりも才能を持った弟に先立たれ、彼と同じように文学を愛し、そして私は数年前に彼に二度会っている。
唯一彼と私との相違点を挙げるとするならば、日本人が変容していった姿を喜んでいるか否かではないだろうか。
表現の自由を愛する国民よ!
そして、戦う覚悟のあるものたちよ!
此処で私から提案がある!!
一人一人の声は小さく、そしてか細い。
署名を何万人集めたところで、東京都のリコールに必要な票数は集める事が叶わない。
であるならば、一人一人が国民の代弁者たる議員に自らの思いを、何故この条例改正案に反対するのかをそれぞれの方法で意見してみてはどうだろう。
我々も人間だ。
彼らもまた、政治家である前に一人の人間だ。
一人の人間の存在は小さいが、一人の人間の言葉は一人の人間の心を動かすに十分である。
下記に提示したリストは、東京都議会で公表されているリストである。
であるから、一個人が意見書を郵送しようが、電話によって秘書に自分の意見を伝えようが、Eメールによってこの条例改正案の不当性を訴えようが、それは個人の自由であり、それを聞く事は法的根拠がある政治家の義務である。
心ある真の自由を求める騎士達に命ずる!
議員と対話せよ!!
そして、一票でも多くの反対票を勝ち取り、その思想を広めるのだ!
我々の敵は、思想である。
我々の敵は、無関心である。
我々の敵は、他人に依存する弱い心である。
それらの敵と戦い、下記のリストの出来るだけ多くの議員に自らの意見を陳情する事を命ずる!
誰もが思うかもしれない。
誰かがやってくれるだろうと。
誰もが思うかもしれない。
自分一人が動いても何も変わらないと。
だがそれは、間違っている!
一人が声を上げそれが仲間になり、そして集団になり、国家を動かす時代は、終わったのだ。
此処からは、若者が創造する国家の始まりだ!
法的根拠や難しい言葉は必要ない!
素直な自らの気持ちを、何らかの方法で一人でも多くの議員に伝えるのだ!
勝ち取るのは、未来だ!そして希望に満ちた日本の新しい姿だ!
陳情書・嘆願書・意見書・要望書
の書き方だが、ここには最低限の注意事項がある。
まず、封筒が開けられる前に捨てられてもいいように、『青少年健全育成条例改正案に反対する陳情である』などの、中身を明確にする記載をする事。
多くの場合、封筒は開けられずにそのままシュレッダーにいく場合がある。
しかし、封筒の外見を見て内容が分かれば、少なくとも反対している何者かが書いた文書である事は伝わる。
次に、電話での要望などは、必ず議員本人に行う事。
秘書や関係者は寄付金や票に繋がらないような意見は、本人に伝えないと思って間違いない。
必ず本人に電話対応を求める事。
ファックス・Eメールについてだが、これはほぼ100%無視されるものと思ってくれていい。
問題は数だ。
威力業務妨害にならない範囲で複数回に渡って送る事により、自らの覚悟と真剣さを伝える必要がある。
上記が陳情などにあたっての注意事項になるが、誹謗中傷や、まして犯罪の予告文書などは決して送ってはならない。
我々の敵は個人ではなく、思想と日本国憲法を無視した条例改正案だからだ。
それにまつわる個人が今現在如何なる立場を取っていようとも、彼らは国民の代表である。
故に、国民の意見に耳を傾ける義務を負っている。
自らの氏名を必ずしも名乗る必要は無い。
騎士団のメンバーでも様々な理由から、メンバー内ですら本名を伏せているものも多い。
それぞれの立ち位置や社会的地位が危うくなるようなリスクを避けたい者は、無記名で封書での投函を強く奨める。
Eメールは容易に個人を特定できるので、それにリスクを感じるものは、避けるのが無難である。
以上が注意事項である。
最後に、改正案が万が一可決してしまった場合、一国民に抗議する手立ては残されていない事を付け加えておく。