私の尊敬するある著名な作家が現代の日本人に対し、疑問を投げかけた事に、この場を借りて回答したい。
「フランスには、自由・博愛・平等という三つの柱があり、それはフランス国旗に象徴されている。
そして、アメリカが誇るものは、自由だ。
では、現代日本の御旗はどこにあるのか。」
その問いかけに私はこう答える。
現代日本の御旗は、
どの国にも迎合する事無く、どの国のどの文化にも、どの宗教にも偏見を持たない、慈愛と享受に満ちた国家である。
これが、現代日本の御旗だ。
日本は、大政奉還後、開国の道を歩み、そして日本人はバテレンにかぶれていった。
そして、70年代後半。
日本人は皆、アメリカ人になってしまった。
しかし、現代の日本はこの歴史の流れを肯定し、新たな道を歩もうとしている。
それが慈愛と享受のある国家だ。
だからこそ、日本人は海外の価値観を理解し、偏った見方をする事無く、直視せねばならない。
この類の法律が出る度、有識者ぶった者達は、こう言う。
「海外はもっと厳しい。それに日本もあわせなければならない。」
ふざけるな!
日本は日本であり、独立主権国家である!!
日本には自ら法律を制定し、それを国民に決めさせる権利を有している国家だ!
日本は今まで通りの日本であり続けなければならない!
それが新たな日本の姿だからだ!!
それが新たな日本の姿だからだ!!
もし、諸外国の価値観、とりわけ西欧のある宗教の価値観に日本は染められようとしている。
その価値観が世界の価値観だと彼らは嘯く。
しかし、世界で最も多くの民が信仰している宗教は、イスラム教であり、もし、宗教倫理が世界の価値観であれば、日本はコーランに基づいて法律を作らなくてはならなくなるだろう。
もし、彼らの言う海外が国家を指すのであれば、中華人民共和国が最大の人口を有している。
したがって日本もその価値観に同調しなくてはならなくなるだろう。
彼らの言う海外が国家単位だと言うのであれば、全てのシーランド公国までも含めた名も知らない国までもを集め、その中で日本の今後と法律を決めなければならなくなるだろう。
そんなものは国家ではない!
そんなものは何らかの思想に染まった者達の世迷言でしかない!
そんな海外のありとあらゆるものを享受し、受け入れる土壌があるからこそ、一部の思想や偏った概念に日本は染まるべきではない!
日本の御旗は、白でならなければならない!
その白とは、何ものにも染められるという弱い白であってはならない!
何ものにも染まらない、しかし、全ての宗教、倫理観、価値観を理解し、国民一人一人が、例え隣人がそういった四大宗教の一つに入信していたとしても、隣人として温かく受け入れる土壌があるのだから、だからこそ、日本の新たな御旗は何ものにも染められない、慈愛と享受でなければならないのだ。
この言葉を、ある著名な作家に尊敬を持って捧ぐ。
漆黒の騎士団 CEO 零