武田塾数学ルート
お暇な方は以下の動画をご覧ください。
サムネどおり、青チャート→1対1→…というルートです。
1対1は大人気ですね。私は1対1やってないから、よく分からないです。難易度ほぼ同じだから1対1ではなくスタ演でいいように思うのですが、ダメ?
パズルにたとえるなら
青チャート(黄チャートでも、ニューアクションレジェンドでも、フォーカスゴールドでもなんでもいいですが)というのは、パズルの基本ルールを覚えたり、パズルを解くためによく使う定石を覚えたり、こうやったらパズルが解けそうという感覚を養ったりするものだと思っています。
だから、青チャートをやっていて面白いかというと、面白くない側面もあります。でも、基本を知らずに、より高度で楽しいパズルに挑むことは難しく、青チャートで練習するしかないでしょうね。
ビデオゲームにたとえるなら
青チャートはチュートリアルみたいなものです。操作を覚えたり、基本的な立ち回りを身に付けたり、コツを掴んだりするためのチュートリアルです。最近のゲームは親切だから、最初にチュートリアル的なものがあったりしますよね。
とはいえ、ビデオゲームでも、とりあえずクリア(一応のエンディング)するまでがチュートリアルという考え方があって、そこからが本当のゲームの始まりだと。青チャートもある意味ではそれに近いのかもしれません。受験生によっては青チャート(レベル)がゴールということもあるし。動画では青チャートが日大レベル的なくだりがあったりしますが、全然そんなことはなくて、もっとずっっっと上のような気がします、本当に青チャート完璧なら。だって、青チャートは暫定ボスですから。
とはいえ、その先は人を選ぶような気がします。ゲームでも、勉強でも。その先は上級者だけが楽しめる世界。上級者にとっては、ここまでがチュートリアルです。
時間との勝負
時間が無限にあれば、どんなルートだろうが好きに選べばいいわけですが、期限との兼ね合いで諸々決まることもあるし、英語なり理科なりも勉強する時間が必要だし。
高三から青チャート三冊やろうって現実的ではなく、高一から、できれば中三から始めないと終わらないよなあと思います。早い段階で青チャート終わらせれば、選択肢は広がるので(残った時間が十分あるので)、1対1をやるもよし、プラチカやるもよし、スタ演やるもよし、さらに上級問題精講だろうが新数学演習だろうが、やり放題。
だからこそ、さっさと青チャート終わらせようってモチベーションが…上がるわけないよなあ。くっだらない動画を見ているほうが楽しいだろうから仕方ない。
平面ベクトルは鬼門か
久しぶりにプラチカをやってみたので、こんな記事になりました。青チャートの複素数まで終わってきりがよかったので、理系プラチカの平面ベクトルやりました。問題そのものは簡単で全部A(パッと見ただけで解ける)ランクでした。
私が高校生だったときにも履修した範囲内で、ここ数年でやり直した中で一番違和感があったのって、実は平面ベクトルです。ベクトルが苦手だったというわけではないです。また、青チャートなりプラチカなりの問題を解いていて、特別正解率が低いというわけでもないないのです。が、とにかく、ちょっと違和感がありました。なんとなく、しっくりこない感じ。
という話をとある元講師にしたら、ベクトルで躓く生徒がそれなりにいたということを聞きました。それ以前の範囲はよく出来ていたのにベクトルで躓いて志望校下げたとか。
なお、昔未履修で違和感あるのは複素数平面ですね。どう対処したらいいのかという感覚がまだ十分につかめていません。
私が躓こうがスタスタ行こうがどうでもいいのですが、息子が躓くかどうかは気になっていました。が、特に引っ掛かることもなく(当然ですが、初見で全問正解だったわけではない)、ベクトルは駆け抜けました。複素数平面はどうかな。