お前なんか要らないと言われてきた。
お前はムカツクと言われ続けてきた。
不幸にたかる虫ケラだとも言われてきた。
僕が何の為に言葉を紡いでいたのか、彼等は知る由も無いだろう。
それでも自分には、言葉を紡ぐ事しか出来ないから。
要らない人間だというのならば、せめて僕を殺してはくれないだろうか?
それでも僕は、人の温もりが愛しいから。
自分で自分は、殺せない。
ある人は、僕を強い人だといった。
芯の強い、心の強い人だと言った。
その人の期待を裏切るのは酷な話だが、残念ながらそれは違う。
僕は弱いのだ。
弱かった人間が、「強くない人間」になっただけなのだ。
人への思いやりも、気配りも何一つ出来はしない。
ただ無感情な言葉をぶつけるだけ。
こんな自分が、良い人の筈が無い。