現状、昔(会社設立前)からお付き合いのある全体の10％程度でしょうか？
今日は何故そんなスタンスで仕事をしているのかを書いてみたいと思います。
下請けで働くというのは仕事さえあればとても楽です。
タイルだけ貼って、竣工確認検査さえ通ればいいのですから。
でもたまにあるんです。
『こんな所にこんな施工していいの？』的な仕事や
お施主さんの希望と食い違っている仕事、
そして目の当たりにするいい加減な施工など。
バブル時代はどんどん仕事があり、いい加減な仕事が横行したそうです。
そのツケも相まって仕事が減少方向に向いました。
逆に今の時代は不況で施工単価が低くなり、その場凌ぎ的な施工も横行してます。
今は、廃業したタイル施工店が多くなり、職人が足りず業界的には忙しいと言って
はおりますが、凌ぎ的な仕事の発覚、そして更に良い建材が出るなどして仕事自
体は減ってくるのではないかなと思っております。
Tspaceのメイン的な仕事である【エコカラット】の場合、9割方の施工店はクロス
を剥がさずに上貼り、もしくは表面のビニース層のみ剥ぎ、『剥がしました』と偽
り施工しているようです。
販売当初からメーカーでは『専用接着剤はクロス面でも接着します』と言って
います。 しかしながら色々と条件があり、その条件をクリアできるのはごく一部で
更にホチキスの大きい版のような『タッカー』で細かく留める必要があリますし、
コンクリート面の場合はそのように留めることが出来ない上にコンクリートから湿
気が上がってきて不安定な状態になることもあります。
しかしながら今では『クロスにも接着可能』という言葉だけひとり歩きし、施工単
価が下がっている昨今、そのような下処理は省かれてしまうのは当然なのかも
しれません。
ただ、いくらエコカラットが通常のタイルより軽いと言ってもクロスの上にそのまま
貼っては水糊でエコカラットを貼っているようなもの。 とりあえずは剥がれては来
ないかもしれませんが、怖くてそんな仕事はできません、普通は。。。
ちなみにクロスの完全撤去作業は思いの外大変でして、時にはエコカラットを施
工するよりも時間が掛かってしまう場合もございます。 かなり慣れましたが。。。
施工前
クロス剥ぎ
クロス完全撤去
エコカラット施工後
施工後別アングル
材質：ECO-303／TK1 ホワイト 市松貼り
Tspaceはタイルを再認知いただくために設立いたしました。
ですのでお客様から直接施工をご依頼いただくことをメインとしており、営業は使わ
ずに施工を担当する職人が打ち合わせから対応し、可能な限り実物大の見本で
ご確認、そういった打ち合わせを経て思い描いていたタイル空間をご提供させて
いただいております。
ですので無理な施工や無理な営業は一切致しません。
ご相談だけでも遠慮なくお問い合わせください。
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