僕の推し人Aさんの親衛隊のみなさんが「自主避難をして後退した他のお客さんを、ヲタ芸をするためのスペ-ス確保のために、更に後ろへと強制的に移動させている」、という僕自身が一度も目にしたことの無い内容が拡散されていて、限りなく怒りに近い戸惑いが拭えない。
もちろん、Aさんには申し訳無いが、僕自身はAさんを「ホドホドに推しているだけ」なので、トータルで十数回しかステージを見たことが無い。
なので、僕が見ていない時に、そういった「はがし」行為が横行している可能性は否定できない。
 
また、会場全体にくまなく目線を届かせることは出来ないので、見ていない地点で、そういった行為が静かに横行している可能性もある。
だが、少なくとも十数回参加させていただいて、一度も目にしたことが無いということは、そういった不適切行為が行われる確率は、最大でも10%弱。
もちろん「少ないから許される」というものでないことは重々承知しているものの、少なくとも、苦情が挙がるレベルで常態化している、とは信じられない。
 
一旦、少し話題を変えるが、ここぞとばかり?に、「ヲタ芸は邪魔で不快だ!」という意見も噴出していて、そう感じる人はそれで良いと思うが、Aさんの親衛隊のみなさんのヲタ芸は、美しいというような月並みな評価の前にまず、そもそも「どんなに激しく打っていても、後列に控えている僕には、決してぶつからない」と信じられる、絶対的な信頼感、安心感がある。
 
片や、Aさん以外の(元)推し人Bさんの親衛隊の人で、大きなモーションでのクラップをしながら後列に控えている僕にどんどん接近してきて、あわや殴られるのではないか?と強い恐怖感を感じたこととか、Cさんのライブで十分なスペースが無い(ように僕には見える)ため、敢えて前列には出ないで後方でゆったり楽しんでいたのに、いきなり前から引っ張られて、ギチギチのスペースに押し込まれ、お隣さんたちとぶつからないように神経をすり減らし、ただ楽しくないだけに留まらず、不快に感じたこと、などの方が、はるかに印象に残っている。
 
むしろ、こうしたBさんやCさんも、Aさんには申し訳無いが、元々はAさん以上に強く推していたのだが、そういうのが見えてしまって、一気に気持ちは冷めたし、今やむしろマイナスなのである。
演者さん本人に責任が無いことだけに、或る種の後ろめたさ、申し訳無さを抱えながらではあるものの、残念ながら感情は理性のみではコントロールできない。
 
だから、Aさんの親衛隊のみなさんも、もしそういう「はがし」行為を横行させているのであれば、僕はキッパリとAさん親衛隊のみなさんはもちろん、Aさん自身も連帯責任の形で、推すのをやめている筈だが、現実は冒頭に記載した通り、さにあらず。
僕の目がフシアナなだけ、かい?(自嘲)
 
それに、いわゆるBメロなどでの、●●ちゃんコール/オーイングの時などに、円陣を組むため客席真ん中のスペースの「人払い」をしてから、コールをする慣習。
あれこそ、僕にとっては迷惑で不快である。
 
スペースが無くても、コールは出来る。
他のお客さんとぶつかりそうなら、フリはコンパクトにしたり、場合によっては完全に省略してしまって、声出しやクラップだけで勝負する。
自分が楽しむ前に、まずは人に迷惑をかけない、のが前提であろう?
 
僕自身も、しばしば興奮し過ぎて、ジャンプ後にバランスを崩しがちになることは良く分かっているので、演者さん登場前や曲間には必ず、左右と後方のスペース確認はしている。
それでも、ウッカリ他のお客さんと接触してしまうことがあるので、決して十分でない、という批判を受けねばならぬことも分かるが、なぜAさんがそこまで責められねばならないのか?ハッキリ言って、納得できず、不愉快である。
 
まぁ、こういうのは言った言わないの水掛け論の泥沼に陥るだけだし、Aさんご自身と親衛隊のみなさんは、納得してくださったようなので、僕のようなライト・ファンがとやかく言うべきことではないのも、また事実。
 
だが、Aさんに限らず一般論として、「僕の場合は」であるが、推すというのは、演者さん本人だけでなく、ライト層も含めたファンのみなさんを含めての箱推し、しか僕の中ではあり得ない。
ファンのみなさんにも共感できなければ、演者さんもろとも推す気は失せるし、逆に自分がそう思われてしまわぬよう、出来る限りの注意は払っているつもりだ。
もちろん、それでも、僕に不快感を覚えて、僕が推している演者さんから離れていったお客さんも一定数いらっしゃるであろうことは、残念ながら理解できる。
 
取り敢えず、自分の信じた道を突き進むしかない。
自分自身が楽しむより前に、一人でも多くの新たなファンを獲得すること。
それが、たくさんの優しさをくれている演者さんへの唯一の恩返しの方法だと思うから。