皆さんもご存じのとおり、ここにきて、急激な円高となっています。
今週は、連日100円を下回る水準で、推移しています![]()
で、外貨への両替が急増して、お祭り状態です![]()
10月28日(火)なんて、US$も€もなくなり、手元在庫がない状態になりました。
外貨の在庫が完全になくなるなんて、長い銀行員生活でも記憶にないなぁ。
しかも、これが全国レベルで起きているせいで、銀行本部でも、オーストラリア$、€が品切れで、調達中の模様。
US$だって、注文が殺到しているようで、パックにするのが大変みたい。
でもねぇ、両替しているお客さん、みんながみんな、外貨のCashを必要としているわけではないようです。
『円高だ』 → 『外貨を買っておけ』
この図式はいいんだけど、実際に使うのでなければ、Cashにするのは合理的じゃないんですよね。
TVとかで表示されるのは、銀行間でのレート、仲値です。
でも、お客さまと取引する時のレートは、取引ごとに異なります。
仲値が100円だとすると、
日本円 → US$Cash は、1ドル103円
日本円 ← US$Cash は、1ドル97円
と、往復で6円の値幅があります。
これが、外貨預金の場合だと、
日本円 → US$ 預金は、1ドル101円
日本円 ← US$ 預金は、1ドル99円
と、値幅は2円に縮小します。
Cashで使う必要がなく、円高・円安の差益を求めるなら、どちらが有利か分かりますよね。
これが、€だと、さらに値幅が拡大します。
では、何故、外貨預金ではなく、Cashに両替するのでしょう![]()
それは、金融機関が信用できないから![]()
でもね、日本のメガバンクは、まだ金融不安に巻き込まれていないはずなんだよなぁ。
うちの銀行にも、「ホントに、●●銀行さん、大丈夫」と尋ねてくる人がいます。
どうやら、名古屋では、旧東海銀行のみが大銀行で、他の銀行は弱小銀行と思われているようです![]()
過敏に反応しやすいのは、日本人の特徴だと思うけど、もう少し冷静になってほしいよね。