600ページ近い長編ですが、最後までおもしろく読み終えることができました。
ベースになっているのは、1963年に公開された東宝特撮映画の『マタンゴ』。
本作品は、映画から50年後の後日譚を描くものです。
ですから、『マタンゴ』を観ていないと、本当の意味で楽しむことはできないでしょう。
自他共に認めるオヤジの僕ですが、さすがにこの映画は封切り時には観てません(年齢的に無理)![]()
多分、TVでのカット版を観たんだと思いますが、それでも子供心にとても怖かった記憶が残っています。
まぁ、今は特撮技術とかも発達して、ホラー作品もあふれていますから、今観ると、多分なぁ~んだと思ってしまうだろうなぁ。
本の方に話を戻しますと、その映画から50年後の日本で、マタンゴの恐怖が描かれています。
映画『マタンゴ』での登場人物のうち●●のその後とか、マタンゴの恐怖を味わう主役キャラが映画と同じく7人であるとか、映画を知っている人にはなるほどと思わせるところが満載なのです。
できれば、本書の映画化って、どこかでやってくれませんかね。
今の特撮技術をベースにして、本書を映像化すると、すっごいものになりそうなんですけど。
解説の方も、同じ感想を抱いてらっしゃるので、結構期待できそうな気もします。
追記:映画ですが、DVDが出たときに買っておけばよかった。
今度、レンタルショップを覗いて、借りてみようかなぁ。
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マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫 12-23) 吉村 達也 角川書店 2008-01-25 by G-Tools |
