もしかしてRENTの再演ある?と思ったのは、今年5月に来日公演のニュースを目にしたとき。
そして、もしかして敬多出る?と思ったのは、彼が劇場に足を運んだと報告していたとき。
現実になったから言う訳ではないんだけど、この頃からわたしは、敬多がRENTファミリーになれることを、信じて疑わなかった気がします。
8月5日。正式に上演決定のニュースがリリースされてから、頭の中はRENTのことでいっぱいでした。
20thライブの大阪公演中止がさほどショックじゃなかったのは、得意の妄想力発揮というか、もうすぐ飛び切りのニュースが来るはずだと、根拠のない自信があったからかもしれません。
きっと2020年のキャストさんがほぼ続投だろうけど、スケジュールの都合で出演が難しい方がいるかもしれない。
だから、男性キャストさんたちの動きや先のスケジュールをチェックして、情報を収集する毎日でした。
そして、予想できたこと。おそらくロジャーとエンジェルが1枠ずつ空く。敬多自身はエンジェルがやりたいって言ってたけど、出れるとしたらどちらなんだろうか。
それは素人の希望的観測でしかなかったんだけど、正直このチャンスを掴むのに、敬多があそこまで努力を重ねていたとは思わなかった。
緊張疲れ...と呟いていたあの日だけかと思っていたら、もっと前から何度も何度もオーディションを受け続けてたんだね。
とくにフラドラ大千秋楽からのリダパ大阪、次の名古屋までのわずかな隙間にオーディションという殺人的スケジュール。いや、よく乗り切ったよね。
それなのにリダパ中止なんて、こちらは今聞いただけでも腸が煮えくり返りそうなのに、そんなことを表に出さずに、それどころかLeadersの心に寄り添う言葉までくれて。
果て中の歌詞じゃないけど、本当に敬多ってやさしくて強い。ずっと望んでいた作品に出演できるのは、もちろん本人の努力もあるけど、それを見ていた神様からのご褒美なんだと思う。
Twitchで話を聞いていて興味深かったのは、本人がやりたい役と製作陣が見てみたい役が違っていたということでした。
よくよく考えたら、これって凄いことじゃない?この役は合わない、だから今回あなたとはご縁がありませんでした、で終わらなかったんだから。
文字通り天使のような性格のエンジェル、何より本人が希望していたから観てみたかったと思う一方、ドラァグクイーンは強烈なアダムちゃんというキャラを持ってるし、だったらこれまで観たことのない役もいい。
ミュージシャンという共通点もあるし、勝手なイメージだけどロジャーって繊細であまり器用じゃなさそうだから、そういう部分もピタリとハマるのではないかと。
10月26日の18:00。待ちに待った情報解禁で、サムネに敬多の姿を見つけて、その位置でロジャーだ!とガッツポーズしたときの気持ちを、きっとずっと忘れないと思う。
ミュージカルを観に行くようになって思ったんだけど、大手主催の公演って、実力と人気を兼ね備えた一握りの役者たちがローテーションで出演しているような気がするのよね。
集客が出来なければやる意味はないし、安心安定って大切なことだと思うんだけど(わたしも安定で選ぶことがあるし)、どうしても似た顔ぶれだな感じてしまう。
だから例えば、珍しいキャスティングを目にすると興味が湧くし、ダブルキャストの一方が安定、もう一方が未知数なら、未知数なキャストさんを選んでみたりする。
そして、その役をやれる実力はないと叩かれてる人も、好きだなと感じるところはあるし、むしろ伸びしろしかなくてワクワクするってことの方が、圧倒的に多い。
だからこそ、RENTの公式HPに並ぶ個性的なキャストの顔ぶれを見ると、嬉しくなってしまう。
プリンシパルの中で、本業のミュージカル俳優は半分以下。むしろミュージシャン率の方が高い。製作陣も外国の方々だし、一体どんな化学反応が起こるのやら。
敬多との共演がなければ出会えなかったであろうキャストさんもいるし、その中で揉まれてもがいて苦しんで、また新しい姿を見せてくれるんだろうなと思うと、本当に楽しみです。
敬多はいつだってLeadに還元できるようにと口にするけれど、個人的にはそうじゃなくてもいいんじゃないかなと思う。強いて言うなら、RENTという作品を愛する人たちのために頑張ってほしい。
チケット争奪戦のレベルって、マドモのときと同じくらい?だったら、あのとき以上に本気出すよ。3月というと、自分自身の環境も変わっている可能性もあるけれど、それはそれだ。
という訳で?グループの活動もしっかり応援していくと宣言したくせに、前日に発表された冬ライブのことは、頭の隅に追いやられてしまいました(笑)
だって週末にゆっくり申し込みするつもりでいたら、このザマなんだもの。
1週間以上も復旧しない、進捗状況の説明もない、早急に案内すべきことがあるのに、急を要しない事項の案内だけはマメ。本当にこの事務所には不信感しかないわ。
こんなときにも、状況を把握してLeadersの心を救ってくれた敬多に免じて、まずは明日無事に申し込みをしないとですね。
もうこのままでは舞台のオファーは来ないとすら思っていた2年前。ようやくそこから抜け出せた1年前。そして、夢のような時間を約束してくれた今秋。本当におめでとう。ありがとう。
心置きなく応援できるよう、来春まで自分の出来ることをコツコツやっていきたいと思います。
それではまた~☆彡