先週末のLead ONLINE LIVE~Sonic Boom~。アーカイブでもいいかなと思っていたのだけど、ちょうどその日は家族の帰りが遅くて、リアルタイムで観ることが出来ました。
残念ながら、無線で繋いだテレビがフリーズしがちだったので、途中からは有線接続のパソコンで。画面は小さくても快適に観れる方がいいもんね。
凝った演出は要らない。ただ歌って踊るLeadが観たいと思っていたから、素直に楽しめたかな。
というのも、前回はどうだったっけ?と思って感想を読み返してみたら、あらゆることを無理やりポジティブに解釈してたから。
わたしの好きなLeadとは大きな隔たりがあったし、演出もパフォーマンスのレベルも?だったし、何より本編最後がなぜあの曲だったのかなんて、分かっていたはずなのに。
きっとそうでもしないと、気持ち的な部分でこのままLeadとの思い出が途切れてしまうのが怖かったんだと思う。だけどもう、どうでも良くなった。
時間とお金をかけている以上、最高のパフォーマンスは求める。ただ応援に関しては、自分のやり方を貫いていれば、それでいいと気付いたから。相手に届かなかったら、そのときはそのときだ。
もちろん明らかに人を傷つける行為なら抗議も必要だけど、わたしの方が愛してるなんて、不特定多数の人が目に出来る場所で発言するのは如何なものかと。だから、もうやーめた。
あんたはあんた、わたしはわたし。またモヤモヤすることがあったら、この言葉を思い出そうと思います。
話は戻って、今回のオンラインライブで感じたこと。「オンラインは所詮オンライン」という概念は一旦横に置いて書きます。
攻めのLeadってこれまで散々使ってきた言葉だけど、今回のセトリは聴かせるLeadとのバランスが良かったね。
バーニンは間違いないし、ワチャゴナも好き。敬多のこんなオラオラな感じを味わえるのは、Leadのライブならではだよなって思った。
アルバムが出た年のツアーでは、さんざん歌詞を間違えまくっていた「これまで、これから」も、しっとり聴かせてくれて満足。(語尾が怪しい曲が他にあったけどね笑)
そして、初披露曲や比較的最近の曲だけでなく、懐かしい曲を入れてくれたことも嬉しかった。
やはりハイライトはStillと冬色ガールだと思う。リリースがちょうど12月だったもんね。
もう9年も経ってるし、Stillは3人体制になってからもライブでやってるのに、未だにヒリヒリとした感情に襲われる。
それは、振り付けが2対2になってるからでもあるんだよね。伸&敬は動きが対になってるけど、あっくんのペアがいない。それでひろきの不在を認識する。
今回はさらに、スクリーンの映像が雨模様で(ここもあっくん作?)、それがMVの終盤に朝陽が差し込む場所で踊る姿と対照的で、それもまた心に沁みました。
メッチャ燃えてる!とか今度は何が飛んでくるんだ?とかそう文字を入れてくるのか!とか驚きいっぱいなのもいいけれど、個人的にはそういう世界観の方が好き。
そこから、midnight freewayを挟んでの冬色ガール。スクリーンも雨模様から眠らない街東京を駆け抜けての、美しい銀世界。
彼らもこの時期は辛かったって話してたけど、それはLeadersも同じ。わたし自身も、一大決心をしてCDを取り出さないと、家でも聴くことのない曲。
仕事の休憩中に駆け付けたイベントで初めて見たパフォーマンス。年末のライブでまた観れて嬉しかったこと。
その頃漠然と感じていた不安。静かに噛みしめるように歌い紡ぐ彼らを観ていて、様々な想いが雪のように降り積もっていきました。
だからね、このままもう少し余韻に浸りたかったんですよ。だけど・・・次のMilk Teaで冷静に映像の重要性について考えてしまうことになるのです。
生ライブでは、自分の観たいものだけを観てるから、目に入ってないことも多かった。だけど、オンラインライブはそうはいかない。配信する側の見せたいものが画面に映される。
Milk TeaとSonic Boomのときに流れていたMV。パフォーマンスをしている人たちの後ろに人の顔が大きく映ると、あんなに気になるものなんだなと思った。
特にSonic Boomはガチャガチャしすぎて、全くパフォーマンスに集中できなかった。待望の初披露だったのに、何も覚えてない。勿体ないなぁ。
素人考えだけど、この2曲に関しては、夕暮れから夜にかけての公園とか曇天から日が差す空模様とか、そういうのだけで良かったと思う。
今回アンケートあるかな?もしあったら、ここは声を大にして書きたいな。
ラストから2曲目のStep by Step。Leadersになって初めて買ったDVDが2008年のUpturnで、その中でエビワンタン(笑)と並んで好きだなと思った曲です。
この曲は前回いつやったとか、振りがどうだったとか、そういうことは本人たちよりファンの方が詳しいと思うので、細かいところは突っ込まずにおきましょう。
ダンスには詳しくないし、2008年の振りもオリジナルだったのか少しブラッシュアップされたものだったのかは分からないけれど。
ここ何年かのLeadって詰め込むだけ詰め込んだ振りをやってるイメージだから、随分ゆったりした動きに見えるな、という印象でした。
より高度なスキルが求められるダンスに取り組んでいるのはすごいと思うし、観ている側もワクワクするけれど。
今回敬多がオリジナルの振りでいこうと提案したって聞いたときは嬉しかったなぁ。20年積み重ねてきた歴史を大切にしている気がして。
そして、その続きにある今、自分たちがどいう状況にいて、これからどうしていくべきなのか、ファンが求めていることは何なのかということを、ちゃんと見つめていてほしいなと思ったのでした。
アンコールのGET OVER。リラックスした場面でこういう曲のときって、この人たち本当に30代なんだろうかってくらいキャッキャしてるよね。
歌詞がスクリーンではなく字幕なのは、何か意図があるのかしらと思っていたら。まるで歌詞の続きのように流れてきたメッセージに、やるじゃん!とニヤリ。
そして、ラストのBeautiful Day。リリースが8月ってこともあったし、ずっと夏の曲というイメージだったんだけど、まさかここで来るとは。
クリスマスソングだと思って聴くと、本当にそう聴こえるのね。目から鱗でした。Leadの曲って、こういう楽しみ方も出来るんだなぁ。
アフタートークのことも少し。「今日から復活!」というLeadersの言葉を、敬多とあっくんがLeadへの気持ちだと解釈したこと。そこにわずかな救いを感じました。
離れていくファンがいるのは感じていて、すっと待っててくれる、全てを肯定してくれるファンだけが残ってくれればいいと、思っている訳でもないのかなと。
とにかく今は、会える機会が欲しい。そうでないと、この先自分がどうしたいのか判断できない。
ここからしばらくの間、カイ・ヴェラキッカ応援隊になるので、春あたりで何かあるといいなと思っています。
それでは、また~☆彡