好きだった人

 

 

 

 

 

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若い頃はダメ男にひっかかっていたなぁ

 

自分の非モテぶりは銀河一であり😤

 

必死になって声をかけてもお断りがほとんど🙎

 

頼み込んでやっと付き合ってもらってもすぐにフラれてしまったのだが💔

 

あるダメ男とは…3年間続いた

 

奴の束縛が激しくて、過労と両立できず別れた💔

 

あれから20年…

 

どんなに頑張ってもダメ男にさえ相手をしてもらえなくなりましたチーン

 

アイツはホントにダメダメだったな~

 

祖父がお金を持っているボンボンで

 

働く気がない遊び人

 

無職だから、いつでも会えるのだが

 

当時、こちらが過労社畜をしていたので…会えないと断ることもあった

 

そしたらダメ男は「さみしいさみしい」と怒り出した😠

 

ダメ男はさみしがりやで、いつも一緒にいたいタイプ

 

逆にこちらは…ひとりで静かに趣味を楽しみたいタイプ

 

「仕事で忙しいから」とか「疲れているから家でゆっくりしたい」等と言うと激怒した⚡

 

まったく価値観が合わないのだが

 

毒親からの虐待と「てんかん」という病気の後遺のせいか、まともに人付き合いができない自分と一緒にいられたのは…あのダメ男だけだった

 

ダメ男の干渉が激しいと感じることもあったが

 

他の男は相手にしてくれないのでね😥

 

他の男はみんな冷たくて

 

口下手なこちらのことを「ハキハキせんな😠」という感じなので

 

ダメ男でも相手にしてもらえるだけで嬉しくて…

 

ダメ男は収入がないので、奴の祖父や母のお金で遊んでいました

 

その祖父と母は悪い人ではなさそうだったが

 

ダメ男の親父と弟は、問題児だった

 

ダメ男の親父は、仕事はするが高圧的で短気な性格で

 

ダメ男や弟と争いが耐えなかったそうだ

 

弟は登校拒否をしてから引きこもっており、時々暴れていたらしい

 

ダメ男と親父と弟でケンカになり、警察沙汰になったこともあったそうだ

 

ダメ男は、祖母が亡くなってから荒れた人生を送ってきたそうだ

 

ダメ男だが、女っ気はあったようだ

 

アルバイトを転々としており、数日ともたずに辞めてしまい、無職期間も長かった

 

そんな奴だったけど

 

相手にしてもらえただけで嬉しくて舞い上がってしまい😆

 

ホレちまったんだよね😅

 

だけど、奴にはその気はなかった

 

暇なので、退屈しのぎをしたがっただけなのだ

 

親父や弟とケンカが絶えなかった奴は、精神科通いをしており

 

医者に、人と話したほうがいいと言われたので

 

こちらのことをただの話し相手としか思っておらず

 

恋愛対象ではなかったのだ

 

結婚する気などまったくなく、暇つぶしをしていただけ

 

こちらがおとなしいので、言いたい放題で言いやすいというだけだったのだ

 

まいったな…こちらはけっこうマジだったのに😣

 

奴にとっては退屈しのぎでしかなかったのだ

 

だけど…精神病んでて見た目も醜い自分の相手をしてくれたのは

 

後にも先にもアイツだけでした

 

今頃奴はどうしているかな

 

年もアラフィフだし…この就職難ではバイトの仕事を見つけるのも難しいだろうね

 

祖父の遺産で暮らしているのかな

 

または、年上女のヒモとしてのんきに暮らしているのかな

 

ダメ男は、母性本能をくすぐるところがあったから

 

年上の女をひっかけているだろうね

 

もう二度と会う気はないし、未練なんかないけれど

 

あんな奴でも、当時は本気になってしまった

 

アイツと別れてから男のおの字もなくなり

 

さらに、奴と同じニートになりました🙍

 

あれ以降、こちらはまったく縁がなくなりましたが😣

 

きっと奴は…年上の女をたぶらかしてお集りしてのんきに暮しているでしょう

 

働かなくて情緒不安定なダメ男だったけれど

 

奴には、年上に可愛がられる愛嬌みたいなのがあった

 

そんなアイツにホレて…過労社畜をしながら必死に付き合ってきたが💦

 

両立できなかったし…

 

将来結婚できるあてがないので、別れるしかなかった

 

酷いダメ男だったけど…醜くて重い精神疾患がある自分の相手をしてくれた唯一の存在だった

 

あれ以来どんなに頑張ってもダメ男さえひっかからなくなり…

 

縁がないまま生涯独身となってしまいました😭

 

醜く老いた独身老婆になってしまいましたが👵

 

あの頃は、重度精神疾患者が過労社畜をしながらいっちょ前に恋をしたくて必死だった😵

 

だけど…重度精神疾患には結婚は無理でした😵‍💫

 

どうしょうもない奴だったけど…やっぱり好きだった

 

重度精神疾患の自分と付き合ってくれたのは…後にも先にもアイツだけでしたから

 

 

 

【ショールン104】

 

いよいよリハーサル当日

 

家族と会場である市民会館へ向かう航大

 

楽器を運ぶために、重明が手伝いに来てくれた

 

航大は、愛用のギターを持って重明親子の車に乗り

 

介護施設で働いていることを仲間達に言わないでくれと釘を刺した

 

「そんなに恥ずかしがるなよ。介護士は立派な仕事だぜ」

 

「そうだけど〜ムリヤリバンドに誘ってしまった連中に心配かけたくないんだよ。余計なことは言わないでよ」

 

「わかったわかった!それよりコントの練習は進んでいるか?佑仁の奴、いじり役から逃げやがって」

 

「だけど、いじられる役も大変だと言っていましたよ」

 

「ここだけの話だけど、みっちゃんがベトナム実習生にいじられる役をやることもあるんだぜ」

 

「へぇ〜山田さんがいじられ役をやるとは…」

 

航大には、道子がいじられる姿を想像できない

 

「実習生は、言葉の意味がよくわからないでやってるからね。そういうことだからお前も頑張れ!コント楽しみにしてるぞ」

 

しばらくして市民会館に到着した

 

後ろからついてきた家族の車も到着した

 

それぞれの楽器を運び、建物の中に入った

 

「先輩おはようございます。ライブ用の衣装が用意できましたよ」

 

先に来ていた久文が声をかけてきた

 

クールなビルディングのプリントが入ったTシャツと、黒いジーンズの組み合わせの衣装だ

 

トモダチコレクション新生活のビルディングTシャツ

 

「何なのよコレ〜男の子向けのデザインじゃない!」

 

オシャレが好きな普通の女の子である果林は、不満そうな表情をした😡

 

「あら。ステキじゃない」

 

男装が趣味の母令果は、その衣装を気に入ったようだ

 

「ママは良くてもアタシはイヤだわ!」

 

果林は、不機嫌そうに頬を膨らませた😡

 

「果林ちゃんはピンクにしましたよ」

 

久文は、ビクビクしながら果林にピンクのTシャツを差し出した

 

果林は、乱暴に衣装を奪い取った

 

航大と桂梧には、水色のTシャツの衣装が配られた

 

後からきた正人は、黄色のモノを渡された

 

正人は、父と二人がかりでドラムを運んできた

 

「ドラムを運ぶって大変だなぁ」

 

「そのために俺が来たのさ」

 

正人の背後に塾長太助がやって来た

 

「みなさんおそろいですね」

 

楽器店店主の秀典が、息子と孫をともなってやって来た

 

「こちら市民会館のホール担当の中山さんよ」

 

久文の母ふじのが、60代ほどの男性とともにやって来た

 

「この度は日曜日に会場を貸してくださってありがとうございます」

 

秀典が代表してお礼をのべた

 

「私もこのようなイベントは好きでしてね。バイオリンをやっていたことがあるんですよ」

 

中山は言った

 

「バイオリンなんてすごいですね〜私はバイオリンって弾けないんですよ」

 

楽器店店主だが…秀典はバイオリンは未経験だ

 

「コロナ前は、交響楽団やアーティストのコンサートをやっていましたが…今はあまりやっていませんからね。さっそく楽器のセッティングお願いします」

 

秀典が中心になって、楽器のセッティングした

 

「観客はゼロだけど、こういう場に来るとドキドキするな」

 

航大は、ステージに上がるとドキドキしてきた

 

いつかステージに上がってコンサートを…

 

なんていうほどアーティストに憧れているわけではないけどね

 

重明が余計なことを言わないかとヒヤヒヤしながら重明を見張る航大

 

【つづく】