ある不登校気味の子は中学3年生で、
学校へは行けていたものの
不安が強く、心配性なところがありました。
お子さんの志望校は偏差値55ぐらいが
望ましいとされているところでしたが、
お子さんの偏差値は50に
到達するかしないかでした。
志望校の受験者数と合格者数の
実績をみると、おそらく
なんとか受かるだろうという範囲ですが、
お子さんは不安ばかりを口にしていました。
とはいうものの、お子さんは
不安なわりには、
家で勉強するかというと、
勉強は全く手に付かず、
やろうとしませんでした。
こんなときあなたなら
どんな質問をして
どんなホンモノ共感の
言葉をなげかけますか？
この場合、重要なのは共感しつつ、
子供の不安を言葉で
引き出そうとすることです。
ここでは先読みは禁物です。
実際、私が長期で開催している
魔法ことばベーシック講座の
受講生はこんな言葉がけを
考えてくれました。
「受験のこと不安なんだね。
そうだよね。
落ちたらどうしようとか考えてしまって、
勉強が手につかなくなる
経験、ママもあるよ。
○○はどんなところに
不安を感じているのかな？」
私も似たような場面に遭遇したら、
同じように言葉をかけると思います。
こんなふうに先読みをすることなく
子供の気持ちに寄り添い
共感してあげてください。
ちなみに勉強が手に付かない、
ゲーム依存という問題は
思考の先読みをやめることによって
改善したケースは数多くあります。
ぜひ参考に先読みはやめてください。
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