初回とは言っても、高3で受験間近、遠方在住なので、出来れば1回で終わらせたい、とお母さん。
その無茶な(失礼!)望みを叶えるべく、今日は猛スピードで高3までの記憶を掘り起こし、猛スピードで記憶除去を進めました。
高3までは特に人間関係のトラブルもなく、順調に文部両道で過ごしてきて、成績も良かったM君ですが、模試で学年1位になったことから、同級生のFの妬みを買い、嫌がらせを受けるように。
こっちを見てニヤニヤ笑う、「よう、天才」などと褒め殺し、「Mが1位を取ったのはカンニングしたからだ」という噂を流す、etc...
しまいにはM君に対して脅迫まがいのことまで。
M君は徐々に腹痛や下痢を起こし、体調を崩して学校へ行けなくなってしまいます。
M君はついに先生に訴えるも、担任も学年主任も真剣に取り合ってくれません。
しまいには久しぶりに登校したM君を呼び出して、いじめを否定するような言葉を次々浴びせかけ、Mくんは精神不安定と体調不良を起こして帰ってしまいました。
Fの親は病院を経営しており、PTAの会長でもあります。
こわいんでしょうね、親が。
それとも多額の寄付でもされているのでしょうか。
*しかし、Fは将来医者になるのでしょうか。こんなのが医者になったら患者は一体。。。
学校側のあまりのひどい対応に怒ったお母さんが教育委員会にありのままを訴えると、いきなり次の日親子ともに学校に呼び出され、「いじめは認めないが、全面的にサポートする」。
こわいんでしょうね、教育委員会が。評価が。
ま、事なかれ主義、サポートすると言っても登校しなければどうしようもないので、実質「何もしません、勝手に苦しんでろ」宣言です。これで教育委員会への体面が保たれた!とでも思っているのでしょう。
いつも思うのですが、いじめが起こると学校側は、いじめた側には何のアプローチもせず、いじめられた側にだけ「サポートするから登校してこい。お前の意志次第だ」というアプローチですね。
不登校といじめは切っても切れない関係があり、不登校カウンセラーである私は、いじめの話を子供たちから本当によく聞かされます。
「子供を守ろう」
「子供に安全安心して勉学に励める場を提供しよう」
という理念のない教師・学校が多すぎます。
この国の教育を考えると、暗い気持ちになってしまいます。
さて、今日は超特急で進めましたが、残念ながらFの脅迫まがいの記憶の前までで時間終了。
Fがらみの記憶はまだ1/3ほどを残しています。
さらに、Fの取り巻き連中の記憶、真剣に取り合ってくれない先生達の記憶も、脳からキレイに払ってあげなければなりません。
続きはスカイプで、とのご希望でした。
しかし、途中で終わったものの、
「今Fのことを考えたらどう感じる?」
と感想を聞くと、M君は少し笑顔を浮かべ
「以前はFのことばかり頭に浮かんで不安になっていたけど、今は考えなくなりました。」
と、ずいぶん楽になったようでした。
これが、記憶の鎖から解放される、ということです。
さて、ひきつづきスカイプでカウンセリングは継続です。
M君を縛り上げてきた記憶の鎖を、一本残らずほどいてあげるのです。
すべての鎖がほどけると、子供は再び羽ばたきます。自分の意志で。
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