イコライザー 読むべき100冊

映画 イコライザーで主人公のマッコールが読むべき100冊を読んでいるシーンが印象的だ。亡き妻が挑戦していた読むべき100冊に挑戦するべく、毎夜ダイナーで読書に励む。読むべき100冊とは、文学全集のような、全集を順番に読んでいるのではなく、読むべき100冊という一覧などに従って読んでいるものだ。これは亡き妻が作ったものなのか、どこかで発表されたものなのかは不明である。

■イコライザー

90 老人と海 アーネスト・ヘミングウェイ
 ダイナーで、アリシアとの魚は釣れたの?とのやり取り

91 ドン・キホーテ ミゲル・デ・セルバンテス
 今読んでいる本は、自分を騎士だと思っているが、現実はもう騎士などいないという本を読んでいるとのやり取り

92 見えない人間 ラルフ・エリスン
 ダイナーに持参

■イコライザー2

世界と僕のあいだに タナハシ・コーツ
 大学生に勧める

シッダールタ ヘルマン・ヘッセ

100 失われた時を求めて マルセル・プルースト
 本屋に買いに行く


100冊とは限らないが、かつては名作全集や文学全集などが出版されていて、どんな作家のどんな作品が選ばれているのか、見るのが好きだった。神保町では安く売っていることがあり、結構購入したものが残っている。ところで、イコライザーの書籍を調べている過程でAmazonの「100 Books to Read in a Lifetime」を見つけた。他にもさまざまな100冊が選ばれていて興味深い。最近は音楽の曲目をさまざまに選択して並べたプレイリストというのをよく見るが、本のプレイリストのようなのも面白い。