多くの自己啓発本や成功者の名言には、
必ずこのような一文が書かれています
「自分よりも他人の利益を先に考えよ」
果たして、この考え方は本当なのでしょうか
結論を先に言えば、
この考え方は100%、間違いなく本当です
他人の利益を先にし、自分の利益を後にすることは、
成功する人にとって最も重要な考え方なのです
ですが、わたしを含めた多くのみなさんが
逆の行動をしているなと思う事はありませんか
はるか昔、ある優れた師の元にふたりの弟子が学んでいました
彼らは師の教えを熱心に学ぶのですが、ひとつだけ確信が出来ないことがありました
それは師の教える「利他」という考え方でした
ある時、彼らのその疑問を知った師は、ふたりにある実験をさせました
「これから一週間の間、ふたりにはある競争をしてほしい」
彼らの競争とは、一週間でどちらが多くのお金を持って帰ってくるか、というシンプルな物でした
ただし、この競争には一つのルールがありました
それは、先に出発する弟子は必ず、自分の事をだけを考え、「お金をください」と物乞いをするというルール。
もう一方の後から出発する弟子は、物乞いは一切せずに、「何かお困り事はありませんか?」と問いかけ、お金の話をしてはならないというルールでした
始めに出発した男は毎日、出会う人にお金をくださいと言い続けました
そして、次の日も次の日も、お金を求め歩き続けたが、残念ながらお金は一円も集まりませんでした
逆に、後から出た弟子は、道を歩く人ひとりひとりに、「何かお困り事はありませんか? 何かあれば私がお手伝い致します」と言って歩き続けました
ある人は瓦の修理を手伝ってもらったり、母の話し相手になってくれという依頼もありました
すべての仕事の後には、必ず喜ばれ、何か御礼の品をもらう事ができ、ミカンや野菜、時には現金をくれる人もいました
ここまで書けば結果は分かりますよね
毎日、「お金をください」と歩いた弟子よりも、「何かお困り事はありませんか?」と聞いて歩いた弟子の方が圧倒的に競争に勝ったのです
天国と地獄も人の心が決める
地獄とは、大きな釜の中で美味しそうなうどんが湯気を立てて煮えています
皆、腹を空かせているためうどんを食べようと競って大釜に近づきます
ところがそこにある箸は長さ1メートルもあって、上手く口に運べないのです
皆、我先に食べようと狂ったように貪り合い、やがてケンカが起きてうどんは周囲に飛び散り、誰も食べることができなくなってしまいます
天国とは、同じ釜の周り腹を空かせた人たちが集まっていて、人々はうどんを長い箸でつまむと、釜の向こうの人に「どうぞ召し上がれ」と差し出すのです
すると、その人は「ごちそうさまでした今度はあなたにごちそうさせてください」と自分の箸でうどんをとってお返しをします
こうしてすべての人がおいしいうどんを食べることができました
何か欲しい物があれば他人を先に喜ばせる。これはシンプルな成功法則なのですね
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