小さいころから、どこかの行き道・帰り道にある

お地蔵さんに手を合わせることが多かった。


一度手をあわせると、次からは何となく素通りできなかった。

もちろん厚かましく、いろんな願い事をするのだが、

なわばりのように決められたお地蔵さんは、町内に何か所もあった。


いまもその習慣というか、習性はある。

数は減ったのだが、毎日手をあわせないと気がすまないのは変わらない。


ランニングコースにもそれは存在する。

坂の途中にあるのだが、

先日はうっかり手を合わせるのを忘れて下まで走り下りてきてしまった。

悩んだ結果、ダッシュで坂を駆け上がり

手をあわせに戻った。




おばあちゃんに教えてもらったのか、

それともお父さんなのかお母さんなのかはわからないが、

これは一生消えそうにない習性だ。