高校生のとき

同じクラブのメンバーでボーリングに出かけた。


ただ普通にするのはおもしろくないので、

チーム戦にして、負けたほうは罰ゲームをすることになった。


そして、親子丼チーム v.s. かつ丼チームの対決がはじまった。

僕は親子丼チーム。


しかし、かつ丼チーム・高垣君のターキーまで出した活躍により

親子丼はかつ丼に負けてしまった。


次の日、学校で罰ゲームが実施された。

僕たちは、お昼休憩の時間、野球のユニフォームに着替え、CDデッキを持ち、

大音量で校舎に囲まれた中庭を行進した。


当然、学校中の人が窓から顔を出して、僕たちを「なんだ?」という顔でみている。


僕たちは、そのまま中央の池を目指した。

池の中央には有名な彫刻家の像が飾られている(卒業生らしい)。


注目を浴びるなか、1人ずつ中央の島に飛び移った。

ひとり、また一人と飛び移るなか、1人片足だけを池に落ちてしまったのが上田君。

その瞬間、囲まれた校舎から、「あ~」みたいな歓声があがった。

一体感を持って、僕たちの行動をみてくれている。

まるでクーザのようだ。


飛び移った後、僕たちはその像を囲み、下の台を持って

クルクルとまわし始めた。

学校中、大爆笑だった。

そしてみんな心配もしていただろう。

とても高価な像なのだ。

そんなことをした奴はいない。


「こらー!」

そこに先生が数人走ってきた。


‘ヤバい!’と思った僕たちは、一斉に陸地に戻り、

走って逃げだした。

まるで打ち合わせしたかのように、バラバラにわかれて逃げ出し、

誰一人として捕まることはなかった。


この話のすごいところは、

ちゃんと校舎の2階から撮影用にビデオをまわしていたところだ。

カメラマンは由良君。

記録として残したのだ。


しかしこの映像は、1回も見ぬまま行方不明に・・・。