肌が徐々に秋風を吹いてきたこの頃。



英語の時間・・・



CDから流れてくる機械的な音の発音を聴いていた。




君はまた、眠そうにして瞼を重くしてた。



「順番的に次、当てられちゃうけど・・・」



君はこんな時でも、Coolにしてる。



大人を少し、嫌うようにして・・・なのに暖かさがあって



不思議ね。授業中寝るコって不真面目って・・・・



勝手な先入観持ってたけど、



君の姿は、これも輝いてみえる。





「じゃあ、次・・・森下だぞ。コレ読んで」





「森下」って私が呼び捨てしたら、可笑しくなるかな(苦笑)



先生だから、誰もが許す特権だよね、これ。



心の中じゃいつも、呼び捨てなのに。




そういえば、英語ペラペラだったよね、君。



同じ年でも、こんなに違うのかな。



一五年生きて、大人になる速度が違いすぎて・・・・




私はきっと、志音のこと、尊敬してるのかな。



好きなのかな。志音は、愛って知ってるかな。






混沌____混沌__________




孤独____いつもの孤独_______




溶け合いも避け合いもしない、二つ。





影は、光に交じれない。


光は、影を憎めない。





私は、君の瞳を見つめて話すらできないんだ。



混沌・・・・・混沌・・・・・・



何が私を癒してくれる??



孤独・・・・愛情・・・・・・・怒り??



キミはどう想うの??



好き・・・・嫌い・・・・・・・私に興味もないの??




笑って・・・・時に真剣で・・・・繊細で・・・・・・



煌めいてる? 嘆いてる? 迷ってる??




好きっていってみる?? 嫌われたくない? だって怖いでしょ?



もしかしたら、優しい笑顔で返事してくれたり



でも、願っても



私は他人が嫌いで、自分も好きじゃない。



朝が滅ぼし、夜が癒す。



その繰り返し。知ってた。



大人って何だろう。子供って何だろう。



触れたくて 触れたくて 触れたくて 触れたくて



君の「心」の存在が、私を癒して



少しの事で傷ついて



いつか君を嫌いになっちゃうくらい 考え込んじゃって







そのやわらかな瞳がいつか・・・・



閉じるのを そっと 見つめた。



私には届かないけど、遠くで 小さく



文字が羅列された教科書に



君の寝顔を 鮮明に 描いた。



いつかその姿に触れられるように、




教科書を閉じた。





この世界に一つ、光があった。





暗闇の中にいた私の冷めた心をも溶かし、放つ希望。




その切望する姿が私を魅せた。







君は、遠い存在って知ってるよ。


でも、好きでどうしようもない。愛おしくで仕方がない。




教室の窓側。目眩で倒れそうなくらい日差しがまぶしい。


ほらまた・・・・聞こえてくるよ。




キミのコエ________




綺麗なの??私が汚れているの??





授業中に、居眠りしちゃうの知ってるよ。





休み時間になるとさ。周りのコたちに囲まれて。



心から笑うんだ。ニコニコしながら、たまに視線がぶつかる。



君は知ってるかな??私の声を。


君と私は、教室の端と端。



届くわけないか。



騒がしくって、皆うるさいし。



風だって邪魔する。日差しだって邪魔する。





でも、思うんだ。



私、影でもいいかなって。



君といたら、少し光を見失って・・・・


見失って・・・・


光に寄り添えるくらい強くなれたら、


大きな声で叫ぶよ。



志音の事、すきなんだ。



呼び捨てでね(笑)


ちょっと生意気かな?許してくれるんじゃない?



でも、今は


風に身を任せて コソコソ誰にも届かない



声で 心で 叫んでみるよ。





志音、すき??



こんな私でも、アナタが好きなの。





なんてね。



まだ汚い声で叫んでみるよ。