今回の相談者様はRさん


3年半前からビジネスアイデアを温めていて

いよいよ活動の時が来たようで

今回ご相談となりました。


Rさんはある分野の専門的な

勉強をしていく中で、その分野の問題点を感じ、そこを改革すべく

皆が気軽に集まれるような

コミュニティーを作りたい!

そして、そこでの交流によって

その分野の底上げをしていきたい!

という思いを持ったそうです。


そして、それは自分が中心になって

やりたいというよりは

必要としている人に必要なものを

届ける環境を整備したい

という思いだそうです。


それを形にすべく、この3年半

色々なリサーチをしてきたそうです。

そして、今年の4月ごろから

いざ始動しようと思っているそうです。


しかし、頭の中のビジネスのイメージや

理想像、将来像、展望などは

思い描けているのですが

何から手をつけていいかわからないそうです。


ビジネスの経験はなく

コンサルなども受けたことがない

とのことでした。


自分はこういうことをしたいんだ

という話は機会あるごとに

その分野の権威ある人にしていたそうですが

門前払いされたこともあるようでした。

それでも、Rさんは諦めきれず

なんとか自分の気持ちと折り合いをつけ

ビジネスアイデアを進化させてきたようです。



さて、そんなRさんとしばし

ビジネスについてのアイデア共有を

していく中で、占星術から見るRさんの

魂の設計図をお話しし

Rさんが今抱えている問題点を

明確にしていきました。

そして占星術の観点から

少しアドバイスをさせていただきました。


Rさんは

太陽星座が水瓶座の2ハウス

月星座が山羊座の1ハウス

ASCが射手座


大まかなその人の価値観や、

世界をどのようにみているのかは

この3つで見ていきます。


水瓶座、山羊座、射手座は

自分の事よりも

目の前の人のことよりも

全体、集団、集合体からの目線で

世界を見ています。


だからこその

このビジネスアイデアなんだなー

と納得しました。


自分だけのためではなく

誰か特定の人のためでもなく

その分野に関わる人みんなのために

という視点でのビジネスアイデア。


私は太陽星座牡羊座、月星座・ASCが牡牛座で、どちらも自分を中心として

「わたし」の目線で世界を見ています。

なので私には絶対に思いつかないアイデア

なので、Rさんと二人で激しく納得してしまいました。


そして、特徴的なこととしては物事を考えるときの軸が他人軸であるということ。

なので自分がどうしたいというよりも

周りの人がどうしたいのだろうと思うことで

行動する傾向があります。

人の目が気になるという面もあります。


4大元素では風の要素が強く

いつも動いていて

理知的でキレキレの思考

頭の回転の良さを持っています。

言葉で人と繋がりたい

自分の内側にあるものを人と共有したい

という傾向が強く

男性性(能動的で積極的、内側から外側へのベクトル)が女性性(受動的、消極的、外側から内側へのベクトル)よりもかなり強いのですが

安定性をよしとして、変化はあまり得意

としない固定宮がだいぶ多いので

その辺りの矛盾が今抱えている悩みに

つながっている気がしました。


自分のアイデアを外に出したい

という性質があるのに

人がどう思うかとか

変化するのが苦手という

逆の要素があるため進めずにいるのでしょう。


じゃあ、どうしていったらいいの?



占星術的にいうと

行動できないというときは

物事を進めたり行動したりする要素である

火星が活かせていないと考えます。

なので、その前の年齢期(惑星にはそれぞれがもつ年齢期というものがあります。火星は34歳から47歳、太陽は24歳から34歳ごろ)である

太陽が満たされれば

火星の力が発揮できると考えます。


太陽は水瓶座で2ハウスに位置しています。

水瓶座は今あるものを一旦壊して

さらに良いものを作り出したい

という欲求を持ったサインです。

そしてそれが魂の望みであり

それに素直に従って行動する

自分というものを確立することが

太陽を生かすということ。

2ハウスは財産、お金を表すことから

仕事のハウスの一つです。


ということは、、、、


Rさんが持っているビジネスアイデアをもとに、第一歩を踏み出せば良いのです。

この時点では社会に貢献するとか

みんなのためとか関係なく

自分はこういう人間ですということを

世界に対して示す

=自分に対しても示していくということです。


結論、とりあえずなにかやってみたらいい

そして、自分とはこういうものだというのが

わかってきたら、自然と火星が働き出します。

人は自分を認識するのに

必ず他者や環境が必要です。

なにか行動しないことには

自分がよくわかりませんからね。



Rさんの火星は蟹座の7ハウス

対人関係において人の思いを

大事にしながら物事を進めていける配置です。

ここで物事を勧めていくうちに

火星の次の年齢期である木星(47歳から57歳ごろ)が働いてきます。


木星は双子座の6ハウス


もう

Rさんはその分野で成功するしかないでしょう

という配置です。


6ハウスは仕事の部屋です。

人に貢献するとか労働という

意味を持つ部屋です。

双子座は知性、コミュニケーションを表す

サイン、好奇心旺盛で興味のあることを

どんどんやることで仕事に関する恩恵も

どんどん受けることができます。


そして極め付けはMC

(社会的なステータス、人生の終着点ともいう)が天秤座で、しかも冥王星が乗っています。


最終的には集団でのバランスと

調和を求めることとなりますが

冥王星(破壊と創造)が乗ってますので

そこに至るまでには思いもよらない

大どんでん返しが起こったり

波乱万丈なことが起こる予感がする配置です。


いずれにせよ、仕事はRさんの人生を大きく動かす要素であるということが読み取れます。


こんな感じでざっと流れをお伝えし

次はタロットで、仕事についての今後半年間の流れとアドヴァイスを見るためにダイアモンドスプレッドを展開していきました。


長くなったので次回、タロットリーディングを通して見えてきたことを書きますね。