大学の卒業旅行で10日間南米に行きました。

かなりの強行日程、弾丸旅行でした。

 

(ロサンゼルス上空の夜明けの空)

 

通常、高山病の予防のため

標高の低いところから

徐々に高いところへ移動し

1週間ほどかけて

低酸素の状態に体を慣らしてから

アンデス山脈周辺の

標高3000m級の地域に行くのですが、

私たちに与えられた期間は10日間のみ

これは卒業式から勤務開始までの期間で

引っ越しする日のみ除いた最長期間でした。

 

余談ですが

4月1日から勤務開始で

5月初めの医師国家試験合格まで

無給のところもあるとか

その間はただの医学部卒業したひとですから

当然なのですが。

まれに不合格で病院を去る人もいます。

私は給与の出るところだったような

 

話はもどり

大学卒業数か月前に

スペイン語ができる友達に

当然行く前提で

話を持ち掛けられ

初海外旅行だった私は

海外旅行のイメージもなく

なんだか楽しそうだな~

え、マチュピチュとか

ナスカの地上絵とか見れるの?

行きたい~!

のような感じで軽く決めた記憶があります。

 

そんな感じで決めた南米旅行

ロサンゼルス経由

サンチアゴ(チリの首都)に始まり

リマ(ペルーの首都)まで

10日間の旅程を組みました。

 

一応低地から高地への移動ですが

標高3600mのウユニ塩湖までの

移動期間は3日間弱

移動は長距離バスか列車

ウユニ塩湖のツアーではジープ

 

高山病とは知識で知っていて

どんな症状でどんな治療法があるか

予防はどうしたらいいかなど

できる対策をしていきました。

 

不安ももちろんありましたが

行きたい気持ちの方が強く

なんとかなるだろうと

特段心配もせず

ルンルンで出発しました。

 

こういう状態、とてもいいと思うんです。

不安よりも好奇心が勝っている状態。

 

結果、私だけ高山病になり

肺水腫の症状がでて

人生でこんなにつらいことは

もうないだろう(身体的に)

というような

一夜を過ごしましたが。

それもいい思い出です。

 

好奇心だけバリバリの状態もいいのですが

不安が少し入っていると

より物事を楽しめそうですよね

 

ぜひ自分を観察してみてください

 

不安と好奇心のバランス

 

どうなったら自分は動くのか

わかってきたら

不安を調整できそうで面白いな~