今日は娘のヴァイオリンの期末試験兼グループコンサート

 

 
この1か月間の彼女の練習時間は。。。。
いつもよりは多いけれども
本当にマイペース
 
さすがに先週から毎日した方がよさそうだよ~
あと何日でコンサートだよ~と
声掛けして毎日していたけれど

通しで一回弾いておしまい(笑)

そして、ある程度弾けるという自信がついてくると
雑になっているように感じていました。
でも、彼女の中では〇なのです。

そして、本番
指使いを間違えたようでしたが
止まらずに最後まで弾けて良かった!!

細かいことを言うと
ああだったらいいな、こうだったらいいなと
たくさんありますが
 
 
今の彼女にとって、完璧に弾くことが目的ではない
 
 
たくさんのことを経験し
自分の糧とすることが大事なんだと
 
たくさんのこととは
うまくいくことだけではなく
思うようにいかないことも含め
 
それを自分で感じ、自分で受け止め
自分で対処すること
 
 
舞台の上で、間違えても焦らず止まらず
臨機応変に乗り切ること
ここができていることが素晴らしい!と
単純に感心したので
そのことを伝えました。
 
 
娘もそこは自信があるようなので
満足そうでした。
 
 
本当のところは娘にしか分かりません

もっとこう弾きたかった
間違えないで弾きたかった

どう思っていたとしても

それを私が知る必要はなくて
 
その思いは必ずいつか
彼女の今後の糧となり
何かに繋がっていくのだと確信しています。
 
 
ので、根掘り葉掘り聞くこともないし
こうしたらよかったとか
ここがどうだったとか
そういうの必要ないなって
思ったので
 

ただ娘の全部を受け止めて
笑顔でハグしました。
 
 
このコンサートを自分で乗り切ったこと
誰の責任でもなく自分のものとして
体験できたこと
この感覚、体験は
きっと人生を生きる上でも
重要なことと思います。

皆さんは
お子さんにどのような感覚で人生を生きていってほしいと思いますか?
 
生きるための基本姿勢
この世界をどうとらえるか
 
 
人生は決して人の舵のもと
生きるのではなく
舵を取るのは自分であること
 
 
そんなことを
言語化できなくても
体感できることをたくさん経験してほしい
って、私は思っています。
 
これは小さい時からの経験の積み重ね
環境からの記憶の結果ともいえます。

結果ももちろん重要だけれど
その過程、プロセスに
フォーカスすると
かける言葉が変わってくるし
物事のとらえ方が主体的になる
 
 
結果は委ねるもの
プロセスは自分で作り上げるもの

そして
それは
子供と自分との分離の感覚
別の人間だという体感があると
納得しやすいのかもしれませんね

いま私は
娘との分離の時期なのでしょう
 
娘のいろいろな面を発見するたびに
光りの部分も闇の部分も
愛おしくてほほえましくて
生きている輝きを感じます。
 
 
子育ての醍醐味ですね^^