またまた息子の話ですが、

 

今息子は幼稚園と保育園と両方通っています(笑)

 

6歳の娘が現在通っている幼稚園はモンテッソーリスクール

 

そこに息子も週3回通っています。

 

保育園の方は、私の仕事の都合で1歳から通っていて

 

そこには週に2-3回通っていて

 

保育園で長時間預けられる時に

仕事を入れたり自分の用事を入れたりしています。

 

そんなわけで、完全な親の都合で

保育園と幼稚園に通う羽目になった息子

 

ガラッと変わってしまった環境に

彼は戸惑いました。

 

 

もう自分はおにいさんになったのだと

よく言っている息子は

 

幼稚園が大好き

 

 

お兄さんお姉さんと遊べるし

広い園庭で遊べるし

モンテッソーリのお仕事をしている

お兄さんお姉さんがいる!

 

通い始めたときは、やはり

保育園に行きたがらない日が続きました。

 

初めのころは

「今日は保育園だよ~」というと

「や~ら~!!ようちえんが、いいの!」といって

何を言っても行こうとせず

抱っこで強制連行したり

お着替え拒否していかないので

パジャマのまま連れて行き苦笑いされたり(笑)

 

そんな状態がお互いにとって

良いわけもなく

それを見ている娘も悲しい気持ちになっていた様子

 

そこで

 

方法を変えてみました。

 

 

朝、今日は保育園だよ~⇒や~ら~!

の流れは変わらず。

会話を以下のようにしてみました。

 

○○くんね~、ようちえんが、いいの。ようちえんに、いきたいの。

 

そうなんだね~、幼稚園がいいんだね~、幼稚園に行きたいんだね~

幼稚園が大好きなんだね!

 

うん、○○くん、ようちえんが、らいすきらの。ようちえんいきたいの。

 

ここで、いったん気持ちを受け止めることで、息子の気持ちは落ち着くようで

泣きそうだったのが、おさまりました。

 

そこで、楽しいことに気持ちを切り替えてみよう

ということで以下の会話

 

○○君は幼稚園のどんなところが好きなの~?

 

あのね~、○○くんはね~、はしるのが、すきなの~

まてまてって、ぼーる、けーっく(キック)するのが、すきなの~

あとね~、こーんな、たかいところに、のぼるんだよ~

おにいさんらから、こーんなのに、のぼ、れ、るんだよ~!

 

と楽しい気分になったところで、その話をしながら

お着換えしたり、出かける準備をしたり

 

その流れで玄関をでて、さらーっと保育園の方に向かうと

 

途中からは自分から走って行って保育園の門を開け

何もなかったかのように登園しました。

 

この方法、何度か試しているのですが

ほぼ泣かずに保育園に行ってくれます。

 

最初に幼稚園がいいのと言われたときに

 

「今日は保育園の日なんだよ、

幼稚園には毎日いけないんだよ~」

 

「保育園も楽しいよ、お散歩どこにいくのかな~?」

 

「○○君が保育園に行ってくれると、

ママはお仕事いけるから助かるな~」

 

というように、彼の幼稚園に行きたい気持ちを受け取らずに

こちらの都合での理屈や説明、誘導、解釈、I メッセージを伝えても

一向に保育園に行く気にはならなかったのです。

 

でも、

 

いったん気持ちを受け止めて

それからどうしてそう思ったのかと思いを聞いてあげると

なんだか満足して

やっと理屈が入ってくるようでした。

 

大人でもありますよね。

 

理屈ではわかっているけど、

なんだかもやもやするときって。

 

こどもも同じ

 

 

もうすぐ3歳になる息子は

頭では、わかっているのです。

ちゃんと、話を聞いて理解はしているのです。

今日は保育園に行く日だと。

 

でも、幼稚園に行きたい気持ちを

ないものにされたりすると、、、、

 

 

それ以降の言葉は入っていきません。

 

それと、息子と話していて感じたのは

 

保育園が嫌いで

保育園に行きたくなかったわけではなく

 

幼稚園に行きたい!という気持ちを

伝える表現としての

保育園に行きたくない!であったということ。

 

 

つまり

 

 

子供の表現をそのまま受け取るのではなく

その裏にある

子供の本当の思いに気づくことが大事

 

もしあなたのお子さんが

保育園に行きたくない!といったとき

 

まずはいったん行きたくない気持ちを受け止めてあげてみて

 

そこでどんな反応が出るか

観察するのです

 

そして

どうしてそう思うのか

聞いてあげてみて

 

尋問みたいに問い詰めるのではなく

フラットな感情で

どうしてそう思うのかな?って

 

最初はうまくいかなくても

感情が高ぶって

言葉があらくなっても

 

いいのです^^

 

繰り返していくうちに

自分も落ち着いてきます。

 

感情が高ぶっている自分に

気づくことができます。

 

人間は自分が発した言葉や

語気に反応して

自分の感情をコントロールすることができなくなる傾向があります。

 

このことに気づくだけでも

自分の感情をコントロールできることに

一歩近づいているのです。

 

すぐには変化が見込めなくても

続けていくことで変化していきます。

 

できなくてもいいのです。

そんな自分をただ見つめる。

 

最初はそんな自分を肯定することはできないかもしれません。

1年前の私もそうでした^^

 

前回記事でも書きましたが

 

今日の記事のようなやり取りを

表面上でやろうとしても

うまくいったときにはいいのですが

うまくいかなかったとき

思うような結果にならなかったときに

お互いが苦しい思いをすると思うのです。

 

自然体でできるようになるには

やはり

自分をよく見つめること

自分を満たすことが

最優先事項なのです。

 

あなたは自分のために

時間をつかっていますか?

 

忙しい日々の中で

少しの時間でも

ママたちが自分のことを

考えられる時間ができればいいなと

思ってます。

 

 

では、今日も親子でハッピーな一日でありますように!