久しぶりの投稿です
ある人に「明石家さんま分析」をメールしたのですが
記録的意味でこちらに掲載します
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さんまさんというと「よくしゃべる」と言われますが、
私はむしろ「聞き役の技」こそが長年一線にいる理由と思います
その例を示します
1.「はっはーん」
フジTVの「ほんまでっか」は御存知の通り
評論家が知的なおもしろネタを披露する番組ですが、
評論家さんが何かのネタをしゃべるとたいていさんまさんは「はっはーん」といいます。
これはもちろん感心していることを表していますが、
むしろTV的にそれを意図的に示しているのだと思います。
要は感心していることを言葉にしてはっきりと表現しているのです。
もうひとつの意図として、評論家さん本人に「いやあ感心しました」と伝えることで
「もっと続けてください」と促している(誘い水)のだと思います。
2.パロッティング
さんま御殿を例にとります。
あるゲストが何かのエピソードの一節をしゃべると。。
ゲスト「こないだ○○で、△△して☓☓なことがあったんですよ。」
さんま「そうか、○○で、△△して☓☓だったんやな、ほいで?」
ゲスト「そしたら。。。」
これはご存知かと思いますがパロッティング=オウム返しです。
これには2つ意味があり、
一つはゲストの話を自分なりの言葉にすることで
ゲストに対して「あなたの話を理解しましたよ、受け取りましたよ=ちゃんと聞いてますよ」
という(言外の)メッセージになります。
もうひとつはTV的意味です。
さんまさんがオウム返しすることで視聴者も話を確実に理解します(2回聴くので)。
また話の枝葉を切ったり整理する役目にもなります(いわば翻訳)
またさらにもう一つの意味として、一度トークにさんまさんが割って入る事で
ゲストが一度に長々と喋ってしまうことを防止できます
ステップバイステップ的に話を理解できます
そうでなければ長々しゃべられて話がぼやけたり、
変な脇道に入られたりする恐れがあります
かつての「からさわぎ」でもこれをやっていました。
また、「ほいで」はもちろんトークの誘い水です。さんちゃん頻出ワードです(笑)
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2つの話の共通項として
A:ゲストに向かって「聞いてますよ」というメッセージとなる相槌やオウム返しをしている
B;TV=視聴者を意識した上で相槌や翻訳、トークの舵取り係を行っているということです。
ゲスト、視聴者の両方に効果のある、一石二鳥のことをやっているとなります
さんまさんはしゃべりは一流ですがさらに聞き役も一流。
打ってよし投げてよしのようなプレーヤーと言えます
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「わからんではないな」
これもさんちゃん頻出ワードですが、
おそらく本人は「いやそれはないわ(拒絶)」と思ったときの言葉かと思います。
しかしまあそれをそのまま言うわけには行かないので
相手を傷つけない表現として、
また共感を示す表現として言っているのだと思います。
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さんまさんはよく「笑いとは間(ま)や」といいます。
レスポンスまでの時間ということでしょう。
「0.0何秒の差」などと言ったりします。だいぶ大事にしているようです。
なお、「0.0何秒」とはどれだけ早く反応するか、ということではなく、
適切に遅らせた、「何秒後に反応するか」=自分の中にあるこれだというタイミング、
なのだと思います
しかし僕には未だその辺は分かりません(区別がつきません)。
今後の研究課題です(笑)


