今クール観ていた数少ないドラマ『重版出来』。

原作読んでないから、ドラマの出来が如何の斯うのっていうのは良く分かりませんが、私は、面白かったな。
もちろん、私がいた世界の出来事だったから、ちょっと一般の視聴者みたいな見方は出来ていなかったのかもしれませんが…。
毎回、うなづいたり、涙したり、そういう場面が必ずあるドラマでした。

ドラマの内容もそうだったんだけど、黒木華ちゃんの衣装がね!
もう、毎回気になっちゃって気になっちゃって、次の回が始まるまで、ネットですごい検索してしまったり…。

でも、視聴率は振るわなかったようで…。
実際私もTVerで観ていた回も多かったわけで。
そうなると、数字ってなんだろうって考えさせられます。
視聴率もそうだし、本の売り上げだって、発行部数だって…。

多分、出版とかテレビの業界にいる人というのは、ある意味夢を叶えたり、せめて自分の夢に続く道から、なるべくそれないように進むことができている、比較的恵まれた人たちなんだと思います。
もちろん本人の努力あってのことだと思いますが。

でも、やっぱり、組織に入れば「自分がやりたい」だけでは成り立たないことも多々あるわけで。
その世界は、とても魅力的ではあるけれども、時には立ち止まらないと、気づかないうちに自分を見失ってしまうこともある。

私も会社の都合上、別世界の人間になりましたが、自分を整理する良い機会を与えられたと思えば、当時の自分がいて今の自分がいる。
とても良い経験をさせてもらったなと思いました。

いろいろ考えさせられた、良いドラマでした!