この前、観に行ったときに購入したレミゼの図鑑?歴史書?資料集?
やっと、読み終わりました!
[レ・ミゼラブル公式記録集] レ・ミゼラブル――舞台から映画へ/ベネディクト・ナイチンゲール、マーティン・パルマー

¥3,990
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なんというか、元々こういう資料付きみたいな特別感がある本とかって目がなくてついつい買ってしまうところがあるのだけれども…。。。
いやあ、とにかく読み応えがあって、これで3,990円って本当安すぎる。

私はレミゼラブルに初めて触れたのは、小学校入学祝いで叔母に買ってもらった子供版の「ああ無情」。
それからミュージカルは、この前のを含めて3回ほど行ったけれども…。。。
CDもいつだかのイギリスキャスト版のとロイヤルアルバートホールの記念コンサートのものと。
何度も聴いているけれども…。。。

こんなに沢山の思いと重みが詰まっているとは…。。。
まず、原作が、イギリスのファンタジー文学みたいに(たとえが違う?)そんな何巻もあるものだとは夢にも思っていなかったし。

作曲者のクロード=ミシェル・シェーンベルクって、アーノルド・シェーンベルク(ヴァイオリンやってたからヴァイオリンコンチェルトのイメージ)とクロード・ドビュッシー(浅田真央が滑ってた『月の光』を作った人)がくっついたようなすごい名前の人だなあと思ったら、なんとあのシェーンベルクの親戚だったの!ということが一番驚いた。

そして、そのレミゼ、フランスの作品なのに、ミュージカル化したら初めフランスの公演が思わしくなかったとか。

逆に今回の新演出の曖昧なところも
「ああこういうことだったのか」
と再確認できたり。

とにかく新たな発見が沢山!!!

おまけにアンハサウェイ(彼女はお母さんもファンテーヌ役で舞台に立ってたんですね)の映画は観ていないから、(少しだけ映画にすると「流行もの」になってしまうみたいな気持ちもあって、絶対観なきゃ感もなかった…元々音楽でも本でも着るものでも、そして、応援するチームでもあせる「流行もの」は「気にはなる」けど「流行に乗るのは嫌い」な人なんで)イマイチ周りの評判に懐疑的だったものが、「ああこりゃあ絶対観なきゃ!」という気持ちに変わってしまったり。
映画は元々のナンバーから、またナンバーが増えてるんだとか。
『glee』も観てないし、『英国王のスピーチ』も観てないし(これは観たいとは思っていた)、スーザンボイルも良く聴いたことなかったから、こりゃまた色々と見直さなきゃ!と少し焦ったりもしてしまったり…。

とにかくすごい本だった。

重さもそうなんだけど、大きさも半端なくて。
これは、置き場所を考えた方が良いか。
おんぼろ社宅に置いておくよりも、実家に送ってきちんと保管しておくべきか…。
また悩みが一つ増えてしまいました。