前からというか、『篤姫』の家定役のときから、ちょっと気になっていた俳優さんで、ちょくちょく機会があれば気にして観てしまってはいたのだけれども、少し前に同年代ということを知り、また『半沢直樹』にハマっているということもあり…。。。
とうとう買ってしまいました!
文・堺雅人 (文春文庫)/堺 雅人

¥683
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いやあね、頭の良い堺さんのことだから、そんなことはないだろうな…と思いつつ、でももしタレント本みたいだったらどうしよう…と思ってちょっと躊躇していた部分があったのです。
でも、読んで良かったです。
なんというか、本当、ただ俳優にしておくのはもったいないと言うか。
古文から外国文学からあらゆる書に明るいというところ、そして、言葉の一つ一つにものすごく敏感なところが、ある意味学者肌でもあるなあと言うか。
私の周りにいてほしいと思っても、なかなか見当たらないタイプで。
すごく人間的に魅力的な人だなあとますます好きになりました。
読んでる方も触発されて、もっといっぱいいっぱい昔の日本の良い文学とか読み返そう!という気分になったりしてね。
篤姫以前の作品はあまり知らないので、見直す機会があればいいなあと思います。

そうそう、これも少し前に知ったのだけども、堺さんって宮崎の方なんですよね。
私、てっきり京都あたりかと…。
なんというか私の知っている宮崎県人は
「黙って俺についてこい!」
ってイメージだったのであせる
それは決して堺さんが「男らしくない」というわけではなくて、さりげない気配りができる人というか「品」がある人だなと思っていたからなのですよ。
でも、その堺さんがその「品」についてあんなに悩んでいたなんてにひひ

で、この前本屋に行ってびっくりしました。
『半沢直樹』ってまだ第3弾、第4弾ってたくさん本出るんですね。
最近の作家さんは皆、すごく書くスピードが早くてそれでもってすごく面白いのがいっぱい出てるから、一時期出版業界も危ないかも…と言われていたのが嘘のような気がして、嬉しいことです。