稽留流産が確定してから、手術のこととか自然排出のこととか色々調べました。

ちなみに稽留流産とは、お腹の中で赤ちゃんが死んでしまったり、成長がとまってしまうことをいいます。
自然に出てくるのを待つことを自然排出、手術して取り出すことを流産手術といいます。

まず、自然排出について。
これは手術と違って子宮に穴をあけてしまうリスクがなく、経済的にお金がかからない体にも負担が少ないというメリットの多い方法として挙げられます。
ですが、わたしは仕事をしているので、いつ排出されるか分からないのはかなり不安ではあります。
職場や家が血塗れになるのは嫌だし、急に倒れては迷惑がかかります。排出される時期も大体2週間〜1ヶ月と個人差があり、とてもその間ずっと仕事を休めるわけではありません。
胎嚢が綺麗に出る完全流産ならまだいいですが、不全流産といって、胎嚢の一部が子宮内から出てこない場合、どのみち手術が必要になります。多くの場合は自然に出るみたいですが。
小さな出産のようなものなので、人によっては陣痛のような痛さを感じるそうです。わたしの場合、胎児が確認できず、15mmほどの胎嚢のみなのでもしかしたらそこまで痛くないかもしれませんが、痛いのは嫌です。

これらの理由から、私は手術を選びました。

ネットによく書いてあるのは掻爬手術という方法です。そうは、と読みます。なんかもう漢字の字面だけで怖くないですか?!
漢字のとおり、子宮内から胎嚢などを掻き出す手術方法で、実はひと昔前の手術法で欧米ではもうほとんど使われてない方法です。なのに日本では未だに主流として約8割がこの方法で行われています。
掻き出す際に子宮を傷つけたり穴をあけてしまったりするリスクが高い方法です。といっても、プロならその心配はほぼないみたいですが、、、
一泊入院なら前日に、日帰り入院なら朝に子宮口を拡張するためスポンジをいれられる前処置があるらしいのですが、これが経産婦じゃない人にはとても痛いそうです。
手術自体は麻酔で痛くないらしいのですが、この前処置がこわい、、、

ちなみに、欧米ではどんな方法がとられているかというとMVAというキットを使った吸引手術です。
プラスチックのキットを使って吸引するため、子宮を傷つけにくい安全な方法です。
日本では2015年ごろに取り入れられ始めたので、病院によってはこの方法で手術を受けることが可能です。
前処置も、スポンジではなく、水分を吸うと大きくなる棒をさして、子宮口を拡げるそうなのでスポンジよりは痛くなさそうです。

通ってるクリニックに手術法を聞いたところ、吸引手術を採用してるそうです!
ばんざーーーい🙌
もし掻爬手術しかできないって言われたら病院変える予定だったわ、よかった😂😂😂

手術の日はその週の土曜日、本来の最終月経日からの計算でいくなら9w5dの日にすることになりました。

日帰り入院で、同意書を書いてくるよう言われました。コンタクトやマニュキュア、指輪は禁止だそうです。

緊張しますが、頑張ってきます。