主題歌はもちろん、作品自体が素敵なので個人的に一番Blu-ray化(もしくはDVD)して欲しい作品。
そして宝塚ファンであれば一度は見て欲しい作品です。
1985年正塚晴彦先生の大劇場デビュー作。
初めて見た時の衝撃は忘れられません。
当時は宝塚らしくないと批判が多かったようですが、心に残る名作だと思います。
まずはプロローグ。全身緑の衣装に度肝を抜きましたが、大浦みずきさんのダイナミックでしなやかなダンスに魅せられこの作品に引き込まれました。
そして、ソーンとメイの出会い。
新人類として戦闘に長け感情を持たないソーンが、メイたちと共に過ごす中で心を開き悲しみや喜びといった感情を知るところはこの作品の見所です。
ソーンを捜索していた組織により幸せな日々は終わってしまいますが、メイの亡骸を連れて森のさらに奥に行く場面は涙なしでは見られません。
内容としてはとても濃くて、ナーヴやスタウトなど様々な人の見せ場もあり、盛り沢山にも関わらず簡潔に一時間半ほどにまとめあげた正塚先生の腕前はデビュー作と思えないほどです。
宝塚の作品は宝塚で演じられてこそ活きると思うことが多いですが、この作品だけは宝塚以外でも見てみたい。
そう思えるのもこの作品の魅力の一つだと感じました。
