ちょっとだけヒント。笑 | くぅみど徒然日記

くぅみど徒然日記

食事療法&食養調理インストラクター師範・ペット食育協会准指導士
アロマフランス・アニマルクレイテラピスト・犬の管理栄養士マスター 他
飼い主ご家族とワンちゃんが元気になれることを目指して
日々精進している中から発信しています。
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こんにちは。

森先生の血液検査の補正の件。。

ちょっとだけヒントをお伝えします。

 

赤血球数値が正常値であること。。

その上でヘモグロビンの数値を見て正常値であったとしても、森先生の臨床からの経験で、先生の正常値は16.0。。それ以上の場合は脱水とみています。

算出方法まではお伝えできませんが。。

(これは、やはりしっかり講座を受講している方限定の情報ですので。。悪しからずです。)

 

16.0以上の場合は、基準値であっても脱水。。とみる。。

それで、、なのですが、、

血液検査データの色々な数値の単位に注目していただき。。単位が○○/▼▼ となっているのですが、、この▼▼の部分に注目していただくと、それはたいていカサになっています。★

 

 

μL、dL、mL 等々です。

つまり、血液中にその検査対象のものがどのくらいはいっているのか、、と見ているのが血液検査。

例えば。。牛乳でいうと。。笑

1Lの牛乳の中に、どのくらいの乳脂肪分がふくまれているのか?という数値。。

その1Lの牛乳パックの中に存在する乳脂肪分の量を数値で示しているわけです。

つまり、、そのもともとの検査対象の牛乳パック自体が、、例えば、、保存している環境などで、水分が少なくなってしまっていれば、、当然中の乳脂肪分は濃縮されていて、濃い、、つまり高い値になるわけです。。

それと同じことが血液でも言える。。

水を飲まない子は、それだけで、もう血液が濃縮されているから、数値は基準値より全般的に高くなるわけです。高い数値を見て基準値より上。。大変。。肝臓が。。腎臓が。。と判断する前に、まず脱水であるかどうかを確認。その高い数値の原因は採取した血液が濃縮されていて出てきた数値かもしれません。なので、水分摂取を頑張ってみて、もう一度再検査をしてみて、数値が改善しているか確認する。。慌てて、投薬などの治療をする前に。。。です。

 

ただ、脱水は、立派に色々な病気の原因になる良くないことですから、脱水は脱水で、パラで考えていく必要があります。水分摂取しただけで改善する場合もあるし、その他の原因によりなかなか水分摂取だけでは改善しない子もいます。

 

シニアになれば、当然水分は抜けていきます。

人間の場合も赤ちゃんの肌と老人の肌とでは、水分量が全く違いますよね。あれと同じです。

ワンちゃんは毛むくじゃらで素肌がよくわかりませんが、シニアになれば確実に代謝も落ちるし、保水もできなくなっていくのです。

 

この陰陽図。。

この代謝と水のバランスが大切なのですが、この丸全体の大きさも大切。 

 

 

生まれた時がいちばん大きくて、少しずつ小さくなっていく。。

これが小さくなっていくほど死に近づいているのです。

また、水分と代謝のバランスが崩れて綺麗な円でなくなっている状態が病気。

時には、くっついている代謝と水が離れてしまうこともあります。それも死を意味します。

 

水分は、そのまま血の量に関わってくる。

沢山の質の良い血が体中をめぐることこそが健康でいられることに繋がります。

勿論、腎臓が血を作る造血という問題ありますが、どんなに造血能力が高くてももともとの水が無ければ血は作れない。

造血するためには、身体が、、脳が、、血を作らなくてはまずいぞ。。と思わないと作らないので、それには運動して酸欠状態になることが大切。酸欠になれば、酸素が欲しいから、、血をめぐらせなくてはならないと思うわけです。

血は、、酸素と栄養を体中の細胞に送っているのですから。。

体のすべてのことは、それぞれ意味があり、司令塔である脳が判断しています。

なので、造血ホルモンであるエリスロポエチンを投与したからと言っても血はつくられないのです。

 

それが。。生理学です。

興味深くありませんか?