災害危機管理 | くぅみど徒然日記

くぅみど徒然日記

食事療法&食養調理インストラクター師範・ペット食育協会准指導士
アロマフランス・アニマルクレイテラピスト・犬の管理栄養士マスター 他
飼い主ご家族とワンちゃんが元気になれることを目指して
日々精進している中から発信しています。
アメンバー申請・個人的なアドバイスは原則致しておりません。

こんにちは。

ブログを休止させて頂いたのに、、毎日たくさんの方が訪問してくださっています。

本当にありがとうございます。

私が休止を決意した理由は、私のブログの読み間違えで、間違った食事やおやつをワンちゃんに与えてしまう飼い主様が多々いらしたということです。

 

いちばん困るのが、その多々の飼い主様は、間違えだと考えず、、正しいことだと思ってされた筈です。つまり、、私のブログが間違って与えた食材を推奨していると勘違いされているということ。

そして、私はプラーナ和漢自然医療アニマルクリニックの森先生の教えを皆様にお伝えしているという点から考えると、多々の飼い主様においては、私のブログでありながら、プラーナ和漢自然医療アニマルクリニックの森先生の食事療法を実践したのに、、ワンちゃんの調子が悪くなったと考えるわけです。

 

その多々の飼い主様が、もし、周りの飼い主様やご自身のコミュニティにおいて、「プラーナ和漢自然医療アニマルクリニックの食事療法を実践したのに、かえって悪くなったのよ」的な話をされたとしたら、、どんどん、、事実と異なる情報が独り歩きしてしまいます。

それがいちばん怖くて、、避けたいことであります。

 

皆様が私に対して、、相手が勝手に読み間違えたのであるから、気にしないように、、責任はないと、、優しいコメントをくださいましたが、私がいちばん心配なのが、森先生の、、森式食事療法を間違った形で解釈された飼い主様に否定されることにより、効果がある素晴らしい治療方法なのに、マイナスのイメージがついてしまう、、ということなのです。

 

飼い主様のご決断なしに、ワンちゃんの受診はあり得ません。

西洋医学で見放されたワンちゃんでも、充分改善する可能性があるのに、その可能性を伝えたいだけなのに、逆の作用となってしまうのであれば、もう発信すること自体を控えるしか方法はありません。。

 

このような状況になって、ひょっとしたら、その間違えてしまった飼い主様からコメントが頂けないかと、、少し期待していました。

もしコメント頂けたのであれば、どのような経緯で間違えてしまったのか伺うことができ、表現的にも改めることが出来るかもしれないと思ったりもしました。でも、その間違えてしまった方からはコメントはいただけておりません。

という訳で、、食材に関しての記事はもう、、書けないかな?と思っています。

 

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折角ご訪問くださっている読者様に、、今日は伝えたいことがあり記事を書くことにしました。

 

 

実は、私は、「ペット災害危機管理士認定講座」を受講しました。 ★

 

 

この危機管理認定においては、4級~1級までの4段階の認定があります。

私が今回受講したのは、4級と3級です。 すでに講座内の課題も仕上げて提出済で、認定を待つのみの状況です。

 

当初は、通信で受講できる4級と3級までで十分であるとおもいました。

が、、蓋を開けてみると、、まさに多くの飼い主様に是非この危機管理について考えて頂く必要を感じ、、指導者として認定される1級取得までを考えるようになりました。

 

今現在、「災害時の避難はペット同行が望ましい」というガイドラインが環境省から策定されていることを皆様はご存じでしたか?

そして、環境省はその準備を自治体や飼い主に促しているのです。

 

つまり、、私達飼い主は、環境省から、災害時、、ペット同伴で避難生活をする準備をしておきなさい、、といわれている訳なのです。。ちっとも、、知りませんでした。。笑

 

そこに至った原因は、「東日本大震災」からの教訓でした。 

非難生活が長期化する中、避難後の避難者の心的ストレスがペット同伴することで大きく軽減すること。

逃亡したペットの野生化による様々な問題。

それらが自治体や有識者から国に報告されたのです。

 

しかしながら、ペット同行での避難が進められていながら、実際のところ、なかなか現実においては、うまく機能していません。

この講座の中で、1級講師の方が、仰っています。

4級・3級で勉強して得た知識を家族や知人、、そして自分のコミュニティにおいて共有して欲しいと。。

 

ですので、私は今回この4級と3級の勉強に於いて得た知識を読者の皆様と共有していきたいと考えました。そして、皆様のお住まいの地域で、今一度行政に問い合わせをしていただく。。確認していただく、、その作業を是非していただきたいと思います。

政府のガイドラインで決定したとしても、なかなか直ぐには変わっていきません。

 

東日本大震災は、2011年。そしてガイドラインが策定されたのは、その2年後です。

ガイドラインが策定されて以降も、残念ながら日本各地でいろいろな災害が発生しました。

そして、被災地や避難所の様子が報道されておりますが、なんら、、以前と変わりないと私自身は思っていました。ペットとの避難生活が推奨されているなどとは全く知りませんでした。

 

まずは、皆様が、この政府のガイドラインを周知して、実際にもしご自身の地域で災害があった場合には、どこに避難所が設置されるのか、その時に、ペット同伴で避難できる避難所は何か所あるのか、れぞれのペットの収容制限数はどうなっているのか、、そのあたりを今から、調査して、情報を持っていて頂きたいと思います。

その問い合わせが多ければ、、行政も動かざるを得なくなります。

その皆様のアクションが、、今まさに必要であると感じました。

 

私も、、さっそく行動してみました。笑  ただ電話で問い合わせをしただけですが。。笑

私の住んでいる○○市では、中学校ごとに一応避難所が設置される予定だそうです。。

そして、合計38か所ある避難所のうち、ペット同伴を認められている避難所は、34か所。

かなりの割合で認められている状況です。。

私の家は、実は徒歩2分の所に中学校がありますので、その中学に於いての現在決定していることを伺ってみました。

ペットは1階のある教室に収容するということが決定されているということ。

ですが、その収容形態まではまだ決まっていないそうです。

 

ある方はケージ持参されるかもしれませんが、持ち出せない飼い主様も多いと思いますし、そもそもケージを持っていない飼い主様さえいらっしゃる筈です。

犬同士の相性もあるなか、ある特定の教室の中に収容されても、、、、と思います。

同じ中学校の敷地内であるけど、、ペットが飼い主と隔離されるのであれば、同伴避難と言えるのでしょうか?

出来れば、体育館などで、ペット同伴の世帯とそうでない世帯を区分けして、ペット同伴の世帯では、世帯で決められたスペース内では、ペットと共に過ごせるような、、そんな環境が理想です。

そのことに関しても提言してみました。

すると、今はまだ全くそこまでは決まっていない。これからの話し合いで、、○○中学独自の方法として、決めていくことは可能であるということでした。

そして、もし、私が1級を取得したのであれば、その決定する会議や話し合いに参加することも可能であると伺いました。

 

事前にどのくらいの世帯でペットを飼っているのか、、その頭数や犬種。。等々。。を調査しておけば、更に避難はスムースにできると考えています。その調査結果次第では、現在決められている教室ひとつでは、足りないかもしれません。

皆様も、是非、、ご自身のお住まいの地域で、、電話でいいので、確認してみてください。

その確認するということ、、アクションを起こすことは、必ずペットとの同行避難の実現のペースを加速する要因になるはずです。

 

今、まさに、日本列島は、線状降水帯の影響で各地で大雨。土砂災害も発生しています。

是非、「くぅみど徒然日記」の読者様皆様。。

ここで災害について考えてみて頂きたいです。