国内ではきっと、表題通りの「あまりにも当然の”集団的自衛権”を否定するお花畑な”特定勢力”」が騒いでいるのでしょうね。また、実は限定的でしかないその騒ぎを、朝日・毎日・TBS等の商業左翼と「為日本国民・社会」を標榜するNHKまでのマスコミが、針小棒大に「報道(実はへそ茶扇動)」していることでしょう。

100~200人程度のごく限られた”特定市民”がデモを行うと(とくに広島・長崎・官邸周辺)、テレ朝・TBS・NHKが①彼らの「ニュース」で繰り返してその様子を流し、②それに当該「特定市民」や片棒を担がされた「お花畑な市民」の「ご主張・ご意見・ご感想w」を付け加える一方、③集団的自衛権に「賛成の市民」の意見は紹介しない、という例のパターンです。③の代わりに、「良く分からない」という、日本的な感想を述べる市民の様子が流されることもよくあります。

以上のパターン、高校の頃に気付いて以来、幾度も幾度も繰り返されてきた「日本特有の光景」で、デジャビューです。①と②さえ行っていれば「平和勢力」になるという次第ですね。こうした定式化パターンの繰り返しこそが国を滅ぼす、と言うのが歴史の教訓でしょうに。

特定市民やお花畑市民の中には「ドイツを見習え」と主張する方々が多いことを、帰国時に見たTV等でよく見受けますし、私自身も屡々実体験してきました。でも、こうした方々は戦後~現在のドイツの歩みや現状について殆どご存じないことに驚かされます。中には、「承知しているくせに知らないふり」でヨタ論をなす輩がおり、極めて悪質であると思います。下記のように、まさに「集団的自衛(権)」はその典型例です。「日本はドイツを見習え!」については、ついに中共までが「その効用」に気付いて利用するようになりましたね。笑止です! 国内に中韓朝と連携して働く勢力がいる、というのは疑いようがないと思います。

特定市民やお花畑市民にぜひ言いたいですね(身近な方々には申し上げて来ています):「ドイツの集団的自衛(権)をぜひ見習って下さい」とね。

ドイツ連邦共和国は、
(1)集団的自衛の典型であるNATO加盟国です。
(2)コソボ紛争に際してNATO(集団的自衛)の盟約にしたがって空爆に参加しました(1999年)。これは第二次大戦後で初めての国外武力行使です。
(3)それを決断・実行したのはコール政権(日本風に言えば保守)から政権を奪取して間もないシュレーダー政権(SPD:社会民主党・・日本で言えば民主党+社民党相当)です。

たとえ(1)は認識していても、(2)と(3)をご存じない(お花畑系と特定系)か、知らない振り(悪質な特定系)をしていますよね。後者の典型が朝日系、毎日、TBS、NHKです。


 当時、「ドイツ軍の空爆」を上記”報道メディア”がどう報じるのか、非常に関心を持っていました。WEBや友人から廻ってくる衛星版朝日新聞等を見ていても一向に出てきません。1)「彼らにその重要性の認識がなかった」か、あるいは2)彼らにとってよほど不都合な出来事だったのでしょう。WEB・回し読み衛星版新聞・友人からのメールで知る限りでは、随分と日にちが経ってから、淡泊にその事実のみベタ記事で知らせたのみでしたね。現に、上記の不勉強な特定勢力やお花畑の方々は「ドイツがNATOの一員として、国益の観点から、コソボ空爆に参加したこと」が全く念頭にありません。