細く空いた窓の外に響くごうごうという音は
数々の塔に歪められた大気のうねり
世界の悲鳴だろうか

電車の走る音がやけに耳について
今の世界の汚さと
人々の醜さを
思い知らせるようだ

冷たく心地良い風
ひとりが落ち着くのは
どれほどぶりだろう