3人部屋、ひとり。細く空いた窓の外に響くごうごうという音は 数々の塔に歪められた大気のうねり 世界の悲鳴だろうか 電車の走る音がやけに耳について 今の世界の汚さと 人々の醜さを 思い知らせるようだ 冷たく心地良い風 ひとりが落ち着くのは どれほどぶりだろう