痛い。
乾いたこの眼が、どうしようもなく。
痛い。

この冷たい風の中、熱は奪われて、身体は急速に冷えてゆくんだろう。
身体も、思考さえも、心の言うことを聞いてはくれなくて、目を逸らしたという事実だけが残るんだろう。
罪として。

見上げた空、
雨は止んでも、
月明かりは雲の向こう、
星明かりは強い光の向こう側。
見えなくて……

私の先を照らすのは、
星の光を隠してしまう、
温かさなど欠片もない、
人の造った明かりだけ。