先月夫が入院したことを限定記事で綴ったが、夫はいまだに入院中である。

なんだか今回は本人も主治医も慎重になっているらしく、外出も外泊もしているのに、なかなか退院にならない。以前は外泊を飛び越して退院していたのになあ。

それに今回は、そこまで悪化していたとは思えないのだ。なのに退院にならない。もっと激躁になってから入院して、外泊しないまま退院…って感じだったのになあ。

でも、激躁じゃない=軽い、なんて単純なものでもないんだろうな。

入院する数日前まで、夫は落ち着いているように見えた。鬱も変わらず、少し元気が出てきたかな・・・・・・くらいだった。

これはちょっとおかしいな、と思ったのは入院の2、3日前くらいだ。

でも夫の変化はそのずっと前から始まっていたのだ。前回のブログに書いた、電話の履歴でしか分からなかったけれど。

なんだか複雑な気持ちだ。

夫は躁を悪化させる前に入院した。多分、ひたすら歩き回らないと落ち着けず、某機関に執着してしまう自分の異常性に気づいたからだ。

おかしいと分かっていても、入院という物理的な手段を持って離さなければ抑えられないのか・・・という落胆もあるし、

でもその程度で治まって良かった、ある程度自覚があって良かった、という気持ち。

それと、躁鬱病につきものの『爽快感』が全くないまま悪化していくことが、純粋に可哀想だなあ、という気持ちだ。

金銭的には今月中に退院して欲しいと思いつつ、焦っても仕方ないと自分に言い聞かせています。