①しゃがみ動作で、
身体はどう使われているのか?
(参考)しゃがみ動作の運動学・筋電図学的分析
─椅子への着座動作との比較─
井上 千絵美, 神先 秀人, 南澤 忠儀, 伊藤 寛和
によると、
しゃがみ動作では、
股関節は88.7°〜91.0°
膝関節151〜153°、
足関節34.0°〜35.0°
体幹前屈75.9°〜79.1°
骨盤後傾32.5°〜32.4°
動作開始時からの重心の平均前方移動幅は、
6.6cm〜6.8cm
動作中の平均筋電位は、
しゃがみ動作時に脊柱起立筋が有意に減少し、前脛骨筋は着座動作と比較して
約2.5倍と有意な増加を示した。
と記してある。
よって診るべき箇所は、
股関節
膝関節
足関節
体幹前屈
骨盤後傾
に付随する筋肉と、
関節のアライメントになる。
まずできない動作がどういう構造になっているか
の把握が必要です。
私は解剖、運動学の参考書、もしくは論文を調べます。
論文も色々だけど、ネットよりかははるかに整合性があります。