【重要な御報告】映像配信の中止について | 疾駆猿 -schicksal-

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公演情報など随時更新中!!!

疾駆猿 VAGUENIGMA シリーズ2020 梅雨公演 & 第玖回公演 
緊急事態宣言延長による配信中止の御報告 
 

【有料配信の中止】

現在、世界的に流行しているCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)の影響と、緊急事態宣言の5月末までの延長を受けまして、有料での配信を目指していた

・「VAGUENIGMA‐1979‐ 日和見垓菜の怪異クエッションズ【破記】」

・「Phobiaphagy 至異界段

・「鬼瓦善佐衛門捕物帳【嗤い般若と剣客探偵】」

三作品の映像撮影を中止する事を決断致しました。

前回お伝えしました通り、生での迫力が魅力のエンターテイメントは、多くの方々が密な状態で集まり、感染症を完全に防ぐ対策を立てるには最も不向きと言わざるを得ません。

その一つでもある舞台作品は、劇場で観て頂く事が前提で創り上げられており、生の体感で得られる効果は、映像化すると迫力や現場の空気感が損なわれる事が多く、舞台演劇の素晴らしさを伝えるには不十分な場合もあると考えております。

しかし、現在の状況を鑑みた上で、映像で作品を残し、演劇の面白さを御客様に伝えたいと、キャスト・スタッフと共にオンラインのリモート稽古を続けておりましたが、緊急事態宣言延長による不要不急の外出自粛要請に伴い、作品を作り上げていく為の「面と向かっての立ち稽古」が不可能となりました。

今回の作品では20名近くでの稽古となり、消毒を徹底しても、三密(密閉・密集・密接)を避けられない状況を生じますし、未だ収束の見えない感染拡大に、キャスト・スタッフの方々も不安を払拭出来ない環境の中で、これ以上の活動は不可能であると考え、上記の判断と至りました。

 作品の配信情報を楽しみにお待ち下さって頂いていた御客様におかれましては、誠に申し訳ありません。

 

【佐藤より】

 現状、スタッフ、キャスト、更には其の御家族様、御友人、関係者様のご健康に危険を齎す行動は出来ません。

前回もお伝えしましたが、今回の作品をお見せ出来なくなった結果は、感染症の流行の状況下では致し方ないと考えております。

勿論、作品を公開出来る機会を整えられるよう、疾駆猿としては進めていく所存です。

未だ先行きは見えませんが、今を生きる事・明日をより良くする事を考え続けていけば、想像力豊かな人間は新しい可能性を生み出す事が出来ると信じております。

今後も、我々エンターテイメントに関わる人間が、皆様にどのような形で作品を提供出来るかを模索して参ります。

 

疾駆猿を御贔屓の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

                疾駆猿主宰・佐藤信也 並びにメンバー一同