「あむじか」レコーディング日記(7) | SCHEVECARSのフォークレゲエでスカ!?

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こんにちは、結城です。



「あむじか」の5曲目に収録の「ひまわり」は、藤本京子さんにサックスとおもちゃのピアノを弾いてもらいました。


藤本さんは、上原君のバンド・ジャンゴのメンバーで、僕や妹子も、ライブで一緒にステージに立ったことがあります。



当初サックスだけお願いするという話だったんですけど、上原君の子供がおもちゃのピアノを持っていて、これがなかなか良い音がするので、録ってみようということになりました。


サックスとピアノはユニゾンなので、藤本さんはどちらかを採用というつもりでプレイしてくれたんですけど、どちらも捨てがたく、両方採用しました(笑)



SCHEVECARSのフォークレゲエでスカ?!-カワイ ミニピアノ


ただ、これを普通にミックスすると、あまり意味がないというか、なんでユニゾン??というかんじになってしまうので、サックスを含むバンドの演奏を右チャンネルモノラル、おもちゃのピアノを左チャンネルモノラルにミックスしました。


右チャンネルにはフォノノイズを入れて、レコードをかけながら、誰かがおもちゃのピアノで遊んでいるというコンセプトにしました。



僕は映画のサントラが好きで、それはなぜかというと、音楽に映画の台詞や効果音がかぶさると、その音楽が単体のときとは、違う意味を持つことがあるからです。


ドアーズ「ジ・エンド」は単体で聞くより、映画「地獄の黙示録」のサントラで聞く方が好きです。



これは良くも悪くも、偶然によるものですが、音楽の一番おもしろいところは、偶然何かがひらめいたり、何かが発生するところだと思っているので、この「ひまわり」のように、何かが起こることを期待して、わざと変なミックスをすることがあります。