フォークレゲエでスカ?!
こんにちは、結城です!!
SCHEVECARSのなんちゃって音楽理論講座!!音楽理論がわからなくても音楽はできます!!
さて、コードですが、前回、みんなが言っているコードとは、3音以上の音を3度間隔で積み重ねたもの、だということを書きましたが、この3度の間隔についてもう少し詳しく説明します。
ところで、音っていくつあるんでしょうか?
"ド"からその上の"ド"までには、通常12個の音があります。
つまり、"ド""ド#""レ""レ#""ミ""ミ#""ファ""ソ""ソ#""ラ""ラ#""シ"の12個です。
この音と音の間隔を、半音といいます。
実際には、"ド"と"ド#"の間にも音はありますが(実際には、音は無限にあるということになりますが)、面倒なので、それはないものとして考えましょう!
3音のコードを考えたとき、例えば"ド"から3度づつ積み重ねると、"ド""ミ""ソ"か"ド""レ#""ソ"の2パターンがまず考えられます。
逆に言うと、3度と一口に言っても、2パターンの3度があるということです。
つまり、ドとミ間には4つの半音がありますが、ドとレ#の間には3つの半音しかありません。さらに同じように数えると、ミとソの間には半音が3つ、レ#とソの間には半音が4つです。
要約すると、3度には4半音と3半音があり、それを3個積み重ねると、4半音+3半音、3半音+4半音の2パターンになるということです。
では、4半音+4半音、3半音+3半音というパターンはないのか??
これもOKです。これらは、オーギュメントとかディミニッシュと呼ばれていますが、3度づつの音の積み重ねなので、これもみんなが言うコードの一種です。
が、登場回数は極端に少ないです。
なぜなら、下のような譜面を考えたとき、例えばドを基準に、4半音+3半音、あるいはミを基準に3半音+4半音の和音であれば、#記号とか♭記号を書かなくても、そのコードを書けますが、4半音+4半音や、3半音+3半音の和音を書く場合、どうしても#記号や♭記号を書かなくてはなりません。
はっきり言って
それはとても面倒なことなので!!
みんなやりたがらないんだと思います。
当然、僕らSCHEVECARSも面倒なことは嫌いなので、オーギュメントやディミニッシュはなるべく使いません。
でも、何かいいことがあったときや、誰かの誕生日あたりに、これみよがしに使ってやります(笑)。
<今日のまとめ>
①3度には2パターンある(4半音と3半音)
②3音を3度で積み重ねる場合、4つのコードが考えられる
(4半音+3半音、3半音+4半音、4半音+4半音、3半音+3半音)
(つづく)