結城です!!
細野晴臣さんが最初にレゲエのリズムを取り入れた曲は、ティン・パン・アレー「キャラメル ママ」に入っている「YELLOW MAGIC CARNIVAL」という曲だと思います。
この曲はパッと聞き、レゲエには聞こえませんが、よく聞くとレゲエです。
中央アジアを彷彿させる和音、旋律、そして音色、、、でも、使われている楽器は、スティールパンやマリンバだったり、どちらかというとカリブやアフリカのものです。
細野さんは当時、音楽はいわゆる「ごった煮」的なものがおもしろいと考えていて、それは例えば
上海
↓
シルクロード
↓
ヨーロッパ
↓
アフリカ
↓
カリブ諸島
↓
ニューオリンズ
↓
アメリカ
↓
太平洋
↓
日本
というルートを経由させて、最後に自分が醤油をかけてみたい、というようなことを言っています。
これはすでに30年以上も前の話ですが、その一連の流れの中に、レゲエのリズムを取り入れる、というファクターがあったんだと思います。
僕らは、細野さんほどの大事業(!)に取り組むつもりはないのですが、多少端折って、中央アジアから西回りでカリブに飛んで、日本で料理をする、くらいのことはやりたいかな、と考えています。
キャッチフレーズは、フォーク・レゲエ・スカ としていますが、本当はもう少し「ごった煮」なわけです。
なので、僕らにJレゲエを期待されても、多分、応えられません(汗)