こんにちは、毎日暑いですね、SCHEVECARSの結城です。
みなさん、フォークレゲエ聞いてまスカ?
というわけで、SCHEVECARSのファーストアルバム「あむじか」のレコーディングについていろいろ書いていこうと思いますが、その前に今回のレコーディングのスタイルについて簡単に説明します。
レコーダーはプロトゥールスという機材(というよりコンピュータ)を使っていて、ほとんどの作業は、僕の自宅で行われています。
大きな音の出るのもの、たとえばアコースティックギターやボーカルなどは、外のスタジオを使いましたが、それ以外の楽器、エレキギターやベース、キーボードなどはすべてライン(レコーディング用語で、楽器の出力ジャックとレコーダーの入力ジャックをケーブルで繋ぎ、直接信号を送るという意味)で録っています。
スタジオといっても、レコーディングスタジオではなく、リハーサル用のスタジオに機材を持ち込んで録っています。
なので、全7曲録りましたが、制作費は2万円もかかっていません(笑)
その2万円の音を、是非聞いてみて下さい!!
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機材の進歩と低価格化で、使い方さえ間違わなければ、たった数万円でこれくらいのことができてしまう、というのが現実です。
今回のレコーディングは、まずスタジオで上原君が仮のギターを入れて、それにあわせて妹子が仮歌を入れ、そのトラックを、僕がプロトゥールス上で一度分解し、オケに合せて再構築し、そうして出来上がったトラックに妹子が歌を入れ直すという方法ですすめました。
僕は歌もののアレンジをする場合、先にオケをつくることは絶対しません。必ず歌を聞きながら、その歌に必要な音はなにかを考えます。
極端な話、歌だけで完結してしまう説得力があれば、オケはいらないと思います。それが究極のアレンジだと思っています。
そんなわけで、曲ごとの解説をしようと思っていたのに、また前置きになってしまった(笑)
次回こそ、それぞれの曲の制作過程についてお話ししますので、みなさん、お楽しみに!!
※写真は、僕の嫌いなプロトゥールスの画面