フォークとレゲエやスカは結びつかないんじゃないか、とよく言われますが、日本語とレゲエ・スカの相性は抜群だと思っている、SCHEVECARSの結城です!!
妹子が、僕らSCHEVECARSのメンバーがどのようにして出会い、そしてどういう経緯でユニット結成に至ったのかを書いていますが、今回はなぜ僕が妹子と上原君を引き合わせたのかについて書きます。
前回書いたとおり、僕と上原君の付き合いは長くて、知り合ってからすでに15年以上になります。
逆に、妹子と知り合ったのは、ごく最近で、まだ1年もたっていません。
僕が始めて彼女と出逢ったのは、去年の9月、あるイベントで対バン(=バンド用語で、その日のライブで共演する他のバンドのこと)をしたのがはじまりです。
最初の印象は、、、なんだかよくわからなかったな...(笑)
選曲がちょっとマニアックだったし(半分くらいは、カバーだと後で知るが...)、演奏と歌、そして選曲がバラバラに聞こえた。
でも、彼女の歌の存在感は確かだったし、ある種の空気感を醸し出す、あるいはその場の空気を支配する力が、潜在的にあるんじゃないかと僕は感じました。
その数ヵ月後(12月だったかな)、遊びでスタジオでセッションをしたんですけど、そのときにふと彼女のやろうとしていることが解かった気がしたんですよね、理屈じゃなくて、感覚的に...
そこで、今年の2月、僕はあるイベントを企画していたんですけど、そのイベントで妹子の”さにあらず”と上原君の”ジャンゴ”を引き合わせたらおもしろいんじゃないかと考えて、共演してもらったわけです。
音楽性が似ている、というより、例えばタワーレコードなどで両者のCDを売ろうとしたとき、お店側としてはこの2つを並べると売りやすい、つまり、聞き手が共通するんじゃないかと思ったからです。
その結果、予想どおりというか、思惑どおりというか、お互いに感じるところがあったみたいで、それがSCHEVECARS結成の発端になっています。
この記事を書いていてふと思ったんだけど、これは表面的には僕が仕掛けたことのように見えるかもしれないけど、実は妹子が僕を誘導していたんじゃないだろうか...(笑)
僕は「霊感」とか「オーラ」とか、なに言ってんだよ、ってかんじでまったく取りあわない性質なんだけど、SCHEVECARSをやっていると、いろんな偶然が起こるんですよね...いろいろなことが結びついてくるというか...
怖いような、楽しいような...(笑)
僕らの結成のいきさつについてもっと知りたい人は、妹子の記事を読んでみて下さい!!
というわけで、SCHEVECARSを、これからもよろしく!!
写真は、他のバンドにいた頃の僕(一番左)