牡蠣が美味しい季節です
私は大!の、焼き牡蠣好きなので、広島に行っては牡蠣をよく食べます
しかしながら、生ガキだけはどうしても食べません!
その理由は、何といっても「あたる」のが怖いから。。。
新鮮な牡蠣は大丈夫だとわかっていても、どうしても食べられない(;^_^A
前置きはここらへんにして・・・
いつも思うのは、牡蠣にしても、フグにしても、きのこにしても、、、、![]()
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毒があると知りながら、食べ続けた先人さんたちって本当にすごいと思います。
どれだけ美味しい食べ物でも、ヘタすりゃ死ぬ危険性があるものを食べ続けるって。。。。
そこで紹介するのが、中国のかみさま神農です。
図1
中国では「神農大帝」と呼ばれていて、【医薬】と【農業】を司る神とされています。
伝説によれば、神農の体は脳と四肢を除き透明で、
内臓が外からはっきりと見えたと言う。
イメージはミジンコ??
神農はまず赤い鞭で百草(たくさんの植物)を払い、
それを嘗めて薬効や毒性の有無を検証しました。図1で鞭で地を払っていますねー
(これを赭鞭[しゃべん]。といい、現在の漢方学の研究にも役立っているといいます。)
そして、もし毒があれば内臓が黒くなるので、そこから毒が影響を与える部位を見極めたヾ( ̄0 ̄;ノ
その後、あまりに多くの毒草を服用したために、体に毒素が溜まり、そのせいで最終的に亡くなったという。
なんとも・・・ここまで体を張っている人を私は知りません。
しかし、この神農氏の行動は、人々のためを思ってこそ。
古代の人は、手当たり次第に野草、水、木の実、ドブガイ、タニシなど貝類を摂ったので、
病気になったり毒に当ったりと多く苦しめられました。
既に毒性や、食べられない部分の下処理などが判明している現代でさえ、
稀に中毒が発生しているんだから、
古代なんかは中毒何て日常茶飯事だったんでしょうね(>_<)。。。
このため神農は、民衆に五穀を栽培することや適切な土地を判断すること(農耕)、
あらゆる植物を吟味して民衆に食用と毒草の違い(医療)を教えたといいます。
このとき多くの植物をたべたので神農は1日に70回も中毒した ※ とのことです。
※淮南子・脩務訓 「古者、民茹草飲水、采樹木之實、食蠃蠬之肉。時多疾病毒傷之害、於是神農乃始教民播種五穀、相土地宜、燥濕肥墝高下、嘗百草之滋味、水泉之甘苦、令民知所辟就。當此之時、一日而遇七十毒」より
私たちが美味しく食材を食べられるのは、神農の身をなげうった努力のおかげだったんですね。
愛媛県喜多郡内子町の「商いと暮らし博物館」にある神農掛軸です。
野草かなにかを舐めて、可食かどうか確かめています。




