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寝られなくなってしまいました…
考え込んでしまう私には重すぎて毎年観ないようにしていましたが、息子が興味を持っていたので録画。
何年かぶりに観てしまい、案の定 辛すぎて、寝られません💧
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子供の頃、初めて観た時の衝撃は今でも忘れられません。
戦争を知らずに育っているのは我が子達も同じ。
一体、どんな反応になるのか、少し心配です。
子を持つ親となってから観ると、やはり見方が変わっています。
映画の中の、居候先のおばさん。
以前は単なる意地悪おばさんにしか見えなかったけど、
こんな戦火の中、自分の家族を守る事で精一杯だったのかもしれない、と。
おばさんも 必死だったのかな、とか。
自分なら転がり込んで来た よその子に、優しくしてあげられるかな、とか。
自分の旦那さんが出兵していたら、気が気じゃなくて、よその子に気を遣う余裕など無いかもしれません。
お兄ちゃんは、どんな嫌味を言われても
節子と生きて行く為に、辛抱して居候先するべきだったのでは?とか。(もうすぐ終戦だったのに)
しんどくなったら途中で、意地を張らず 謝って帰らせてもらえば良かったのに、とか。
以前は考えつかなかった事です。
おばさんも幼い妹連れて兄妹2人生きて行けるかも分からないのに 引き留めてよ。(やっぱひどいな…)
お兄ちゃんが微妙な年齢で、なまじ自立できてしまったから、まずかった。
野宿で不衛生で、お兄ちゃんは抵抗力があって大丈夫でも、
もともと汗疹が出たりしてた節子が皮膚病に。
水辺で蚊も多そうな環境でした。
トイレの場所が決まってたのか…
そんな中、池で食器を洗っていたのも気になりました…
掻くと汁が付いた所がまたかぶれる、とびひの様な感じなのか…
皮膚が悪くなると、身体は皮膚修復の為に栄養を運んだりと大量のエネルギーを費やしてしまい
幼い子にとっては、それが衰弱の原因になってしまってもおかしくないです。
お腹を壊したりしていたし、栄養を吸収しにくい状態になっていたかもしれません。
飢えも酷かったし、あの様に亡くなられた小さいお子さんも少なくなかったのかも…
幼い頃観た時には、よく分からない感じでお母さんが亡くなってしまい
節子も、よく分からない病で亡くなってしまった、という印象でしたが
改めて観ると、色々な事を理解でき
戦争に苦しめられた人々、子供達を思うと辛くなります。
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我が家の末っ子が節子と同じくらいの年頃。
おばさんに母親の着物を売りに出される時や、
日中1人さみしく飢えと戦いながら兄の帰りをただただ待つしかない姿に
胸が苦しくなりました。
今のこの世の中って何なんでしょう?
食べ物、物が溢れている。
徒歩数分でコンビニに到着し、節子達にとって
夢の様な美味しい物が山ほどある。
日本はほんとに平和なんでしょうか…
現代でも、形は違えど
苦しんでいる子供達もいる。
現代では、苦しんでいる子供達の苦しみが
見えにくくなっていると思います。
苦しんでいる子達が、助けて
って言える環境って、どのようにすれば作れるんでしょう?
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やはり、私の今1番にすべき事は
我が子を守る事。
家庭を守る事。
その他に、優先すべき事などありません。
清潔にし、身綺麗にし、栄養を摂り
健康に、毎日を快活に
胸を張って生きて行ける子を育てる。
それが今は全てです。
その為にやっている仕事は、子供より重要であるはずはない。
その為に、出来てない事 山ほどあり、反省。
自分はもっと一生懸命できるな、と思いました。
無理せず、がテーマの自分。
無理しなくても、もっとできる。
戦争に苦しんだご先祖様の為に
我が子達の為に、もっともっと一生懸命できるだろう、自分‼︎
という事で、サボッている家事をしたら
寝られる気がします💧
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