今回は、石鎚連峰の1ピークである「伊予富士」に登ってきました。
当日は愛媛マラソン開催日で松山市は大いに盛り上がってたわけですが、
あまりにも天候が良いとの予報をキャッチ!しましたので、
泣く泣く応援を諦めて(笑)、雪山登山です。
出走したお友達のみんな!ごめん!!
寒風山トンネルを抜けてすぐに左折。
細い林道をどんどん登っていきます。
10分ぐらい上ると路面が白くなってきました。
4輪駆動の車ならなんとかチェーンなしで進めそうな程度の雪でしたが、
うちの車はプリウス。
ちょっと怖いので早々とチェーンを装着しました。
実はこのタイヤチェーン。
車を乗り換えて初めて買ってからまだ一度も付けたことがなかったんです。
ネットで取付動画をチェックしようとしたけど電波は圏外。
付け方がイマイチわからず、四苦八苦しながらやっと。
20分ぐらいロスしたような(笑)
なってこった。
寒風山登山口に到着しました。
正面にはUFOラインへのトンネルがありますが、冬季は閉鎖されています。
ジムニー率高っ!
ちなみに登山口のトイレは閉鎖されているので、
しっかり最寄りのコンビニ等で済ましておきましょー。
装備を整えて早速登山開始です。
最初の急登が一番つらいですよね。
カラダも温まってないので、即、ぜーぜー言いながら。
木の枝が足場になるんですが、逆に安定性が悪くてバランスを崩しそうにもなりながら少しづつ進んでいきます。
やっと緩やかな傾斜の場所まで上がってきました。
もうすでに汗をかき始めてきました。
ここで、アウターのレインウェアと手袋を脱ぎました。
ミドルウェアのユニクロフリースが暖かすぎるのかも。
登山のレイヤリングは難しいですね。
雪山が見えてきました♬
太陽を浴びた樹氷がまぶしい。
桑瀬峠に到着しました。
ここから右に逸れると寒風山。左に進むと伊予富士になります。
標識には1時間30分とあります。
ここからはしばらく大パノラマを楽しみながらの縦走になります。
気持ちいい~。
途中、道が完全に笹に覆われている場所もありました。
風もなく、太陽の日差しのおかげて体感温度を高く感じます。
林のトンネルに突入。
木々の隙間から漏れる太陽光がはらはらと舞う粉雪を照らして輝いています。
木々のトンネルを抜けて視界が一気に開けました。
ここが最初の難所ですね。
雪が深く、すぐ左は急な斜面になっています。
恐る恐る一歩一歩進みます。
伊予富士の山頂がはっきりと見えてきました。
ここから見るとなだらかな山道に見えるんですけどね(笑)
ここに休憩場所にもってこいの窪地があります。
これからの山頂アタックに備えて、トレッキングポールからピッケルに切り替えました。
写真ではイマイチ伝わらないと思うんですが、結構な傾斜角度で足腰がプルプルしてきます。
この辺からさらにエグい斜面に。
まさしく銀世界一色。
この辺はほんと怖い箇所が多く、あまり写真を撮ることができませんでした。
雪は浅く、そのすぐ下がガチガチに凍っているので、アイゼンをしてても滑りそうになります。
振り向いて見下ろした風景。
正直、この辺で引き返そうかと一瞬思ったぐらい怖かったです。
でもみんなどんどん登っていくので、勇気をもらって少しづつ少しづつ。
やったー!
山頂制覇!
向こうに瓶ヶ森が見えてますね。
左下にUFOライン。
雪が積もって真っ白ですね。
これでは冬季閉鎖されるわけです。
いつかは瓶ヶ森まで縦走してみたいですね。
僕の体力では冬場は無理かなあ。
山頂でご一緒させていただいた方に撮影していただきました。
ありがとうございます(^^)
今日の山ごはんは「どん兵衛」。
甘い油揚げが疲れた体に染みます。
普段は行動食(チョコバー的なやつ)を最寄りのコンビニで買って持っていくのですが、今日は忘れてしまって、登山全行程でこのどん兵衛のみでした。
ま、やせられるからいいか(笑)
15分ほど山頂でのんびりしてから下山開始です。
下山途中でなんと!、右のアイゼンが壊れるというハプニング発生!
片側のアイゼンで必死に気張りますが、こ、怖すぎ。
アイゼンがないと、雪山では無力です・・。
【今回の伊予富士登山の反省点】
・アイゼンの破損等に備え、結束バンドを所持しておいたほうがよいかも。
・最初の登りでの暑さ対策
下山して車に戻り、やっと帰路についたわけですが、
ここでまたもやトラブル発生!
付けたタイヤチェーンがはずれない・・・(;´・ω・)
ひとり林道の路肩で小一時間途方に暮れるの巻(笑)
う~~ん、しっかり予行練習しておくべきだった・・。
今期はもう2回ぐらい、雪山を楽しみたいものです。
それではまた。