習近平、独裁者が3期目に入るってことで、もっと日本のメディアでも説明しないといけないんですけどね。
その中、唯一の報道であって長い演説で、すごい長い演説で自画自賛だったんですけど、その中で武力行使は放棄しないと言ったのを取り上げてるんで、これはある意味当たり前ですね。
親中派の人「ロシアのことをみてるからね、世界と融和的にしてるからそんな変な話はしないんだ」

しかし、違うんだよね。「武力行使は放棄しない」って本人が言っちゃったんだもんね。
あらまぁってかんじですよね。

よくよく考えてみると、習近平って69歳だから70歳を超えて、次の3期目は5年あるから74か75歳まででしょ。
75歳過ぎると人間も衰えるから、やっぱりここが最後のチャンスかと習近平は思っているだろうな。
70過ぎると大体わかる。
人間は段々、いろんなことをするのに気力がなくなってくるのでなかなか全部できない。
プーチンも70くらいになったらあんな変なことしちゃった。
だから、危ないんだよね。70ちょっとの人は。
いろんな判断をするときに、やり残していることがあるとやりがちだし、プーチンもそういう風にウクライナはロシアのものおだと思い込んでたからいっちゃったんじゃない?ついでに・・・

習近平もね、台湾は中国のものだとずっと言っているんだからね、それをこの3期目でやらなかったらねなんなのって言われちゃうでしょうね。

 だから、これは行くんでしょうね。
行く以上、武力行使は放棄しないとはっきり言った。
だから、最後は力づくでやりますってことですよ。
もともと、中国の国家戦略がって、中国は大陸国家と言われてた2000年くらいから海洋国家になりたくて、なりたいんですよね。

領土拡張の野望ってあるから、陸の方はもういきにくいから海洋の方ってなって、それに関連した話としては核心的利益って2000年くらいからずっと言ってて、 その時からずっと着目していたんですけど、Core interestというのは中国の革新的利益というんですけど、まずウィグルがあったわけ。
 その次に南シナ海、それとあとは香港、 台湾、尖閣なんだよね。
ウイグルは最後に残された内陸を最後しめるという意味であって民族浄化までと言われているくらいに、大虐殺をしながら全部手中に収めたわけ。

ここは内陸の話はみんな言いにくかったんだよね。
次に南シナ海でいよいよ海洋のほうに来たんだけど、なぜ最初に南シナ海だったかというと、まわりはフィリピンとかベトナムとか、とくにフィリピンだよね。
そこで、南シナ海を全部手中に収めたここはさすがに、国際司法裁判所まで提訴が行ったけど、中国がそんなの関係ねえと紙屑だって言った。そういうのを見てて南シナ海まで来たのかなと思って、その後みて香港がきてやっぱり予定通りだな、2000年くらいからじわりじわりやりつつやってきたな。
 残るパーツは、台湾、尖閣。台湾尖閣と一緒に言うのは何故か、台湾を抑えるために制海権とか制空権とかとらなきゃいけないんだけど、その時に自動的に尖閣が入っちゃうんですよ。

だから、軍事上必ず両社一体なんです。
もちろん、尖閣が先にくることはありませんから、台湾と一緒。だから、台湾有事は日本有事だと安部さんが言ったんだけど、それがいよいよ三期目でターゲットに入ってきたなお思っています。

中国は、徐々に徐々になんでね。
そのうえに乗って習近平でさらに加速した感じがする。

ってことは習近平がなにしようが変わらない。
中国に融和的な人がいたら上に建てないんじゃないかな。
独裁主義を維持するのはかなり大変だよね。だから、いろんなことをやらなきゃいけないから、独裁主義のほうが戦争はやりやすいという理論は私は何度も言っている。それはこういうことにある、やっぱりいろんなことをいじしなきゃいけない。
どうも戦争に走り勝ちになって、戦争に走るときも独裁国家だから結構やりやすいんだよね。
民主主義国家だと戦争のプロセスがあるときに必ず反対がいて、いろんなことで議論になるんだけれども、民主主義国家じゃないから中国はあたかも民主主義国家のように錯覚して言うから、言うんだけど違うんだよね。
だから共産党の規約をなおすというのは、日本だと自民党の規約直すたいに簡単に思っちゃうかもしれないけど、共産党は憲法の上に共産党があるからね。
その規約をなおしてって今回やってるんだけれどもね、 とんでもない話なんです。
独裁主義を、本当に典型なんだけど、それが日本の側にあるってことだけです。

大革命があって中国がみんな群雄割拠になればべつだけど、それ以外はなかなか今の独裁国家のままだと 変わらない。習近平は本当に独裁国家で毛沢東に並ぶ人だから、今度は習近平思想というのをこの中に入れようか入れないかという話になっているくらい。

毛沢東になったら文化大革命でね、何千万人殺しても平気なんだよ。

恐ろしいですよ。
それがとなりの国にある。これをほめている人がいたら大変だよね。

日本は一歩手前、がけっぷちまで日本は追い込まれていると持った方がいい。
政府のなかには今は危機感がないでしょう。
宏池会ってもともと親中、宏池会自身は中国と仲良くして 経済関係だけやりましょうって50年前にそういう考えでいまもそのまま、ちょっとないよね。
 いまや世界は民主主義と共産主義の間でデカップリングといって分けてやる考え、それが宏池会の思想とは違っている。
そういうのが宏池会のトップが岸田さんで宏池会のプリンスである林さんが外務大臣。
全然、感覚が違うよね。

独裁国家は成長はしないんだよ。
独裁国家は一人頭のGDPが一万ドルくらいしかいかない。
中国は統計インチキしてるから、あと2~3割伸びるかもいれないけど、そんなに大きく伸びないです。
いままで経済優先してきたけど、もう今やこういう状況になったら経済優先をひっくり返して安全保障優先に変えないとダメでしょうね。

日経新聞なんか読んでいると相変わらず、中国・中国っていってるからね。
 

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髙橋洋一ちゃんねる

605回 習近平3期目突入!いよいよ台湾尖閣にやって来る - YouTube