昨日は末娘の結婚式でした。


4月から延期になっていた結婚式をついに迎えることが出来ました。


父親の死と、自分の結婚式。

天国と地獄を同時に味わった末娘。


思えば末娘は父親との縁が一番強く、高校が、夫の職場の近くだったことから、毎日送迎の、VIP待遇でした。


朝は一緒にラジオを聞いて語り合い、夜の迎えは、娘の部活の時間に合わせていたみたいです。

夫の同僚から聞いたのですが、本当はもっと早く帰れたのに、末娘の部活の時間まで待ってたんだよって。


そんな愚痴は、一言も言わずに、ただ娘との時間を楽しんでいたんだと思います。


可愛がってたなぁ~。

お父さんに指図できるのは末娘しかいない、それほど父親と、娘としての距離が近かった。


もう、命がなくなるかもしれない、弱ってきた夫がソファーに座り、末娘に向かって両手を広げ、ハグをせがんだ、その胸に娘は飛び込み・・・


その光景を鮮明に覚えてます。

嬉しかったって。

父親に抱きついてくる年頃の娘なんてなかなか居ないだろうに、本当に嬉しかったみたいです。


そんな娘の結婚式。


夫が来ないわけがない❗️


バージンロードを歩くリハーサルから私は大泣きのボロボロ。


夫が果たせなかったこの大役を私が引き受ける、頑張るよっていう思いと共に、夫の気持ちが沸き上がってきて、こらえきれなくなりました。


娘は泣かずに我慢してた、でも、私はボロボロ。


本当にごめんね。


リハーサルでボロボロだったせいもあり、本番は何とか泣かずに大役を果たせ、旦那様に娘を託すことが出来ました。


「○○は、私達の宝物です。どうか幸せにしてあげてください」


優しくて、穏やかな旦那様。

うちの可愛い娘をどうかよろしくお願いします。




披露宴では、2人が考えて、おもてなしを沢山してくれました。

美味しい料理、最高❗️

モンブランを食べ損ねたのは残念だったなぁ😅

お父さんの席も準備してくれて、きっと喜んでると思います。



最後の、花嫁からの手紙。


来ました~恐れていた泣くやつです。

絶対に泣くやつです。

ただでさえ、すぐに泣く私が耐えられるわけもなく、瞬殺です。


2人からのプレゼントの花束と【ファミリーの絵】


これが見た瞬間、泣き崩れました。


夫が参列してくれてる‼️

それが絵になって私の手元に😭

いつも私の右側で、ニコニコ笑ってくれてた夫。その腕に寄り添うように私がいた。


生前そのままの絵に、参列者の方々も涙涙でした。


ありがとう、本当に素晴らしい式でした。

感動でした。


夫が、本当の息子のように可愛がっていた娘の旦那様。


2人で幸せな家庭を作ってくださいね❤️


私達夫婦のように、心の底から信頼しあい、尊敬しあい、支えあって、そして健康でいてください。


末長くお幸せにね。