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秋葉原ではテレビや映画ですっかり有名になった『万世橋』ですが、南詰にある公衆トイレ下部の地下室の存在自体は、インターネットやブログで“謎の地下室”として話題になっています。

地下室は橋と同じ石材でできていることから、地下室が出来たのは現在の万世橋が架橋された昭和5年(1930)と思われ、万世橋の一部として国(国土交通省)の管理下にあります。
しかし地上のトイレを千代田区が委託管理しているため、今回は千代田区道路公園課のご協力により、初めてカメラが潜入しました。「極力、少人数で!」との事でしたが、道路公園課との間に入り今回の潜入計画の話しを纏めていただいた和泉橋出張所長と副所長も、近隣町会の御大と共に、興味深々にカメラ持参で同行です。

地下室には、トイレ裏と柳橋通りに面するビルの間から簡単に入るものだと思っていましたが、道路公園課の「では、入りましょう!」と向かったのは女性用トイレ前。えええ~~~っ?
レンチで管理口を開けます。

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以前は地上のトイレが万世橋に面していたため、その裏に当たる場所なのですが、新しいトイレが後ろに下がって、入り口階段を塞いでしまったためこのような入り口になったそうです。

ん?ここから潜入ですかぁ?メタボ伝兵衛ちょっと不安になりましたが、何とか潜入に成功しました。
出張所長は勿論、道路公園課の方も入るのは初めてだそうです。

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【注意】今回の潜入調査は“区の歴史保存”の観念から実現したものですので興味本位の取材見学等は受け付けられないとの事ですのでご理解ください。