NASCAR Cup Series、2020年に新人として時折驚きの実力を見せたジョン ハンター ネメチェック。来季はフロント ロウ モータースポーツに戻らないことが明らかになっていましたが、2021年はカップ シリーズではなく、トラック シリーズに参戦することが明らかになりました。
カイル ブッシュ モータースポーツは、2021年のGander RV&Outdoors Truck SeriesでNo.4のドライバーとしてネメチェックを起用すると発表しました。
KBMのSNSより
ネメチェックは16歳だった2013年から、父のジョー ネメチェックがオーナーを務めるNEMCOでトラックシリーズに参戦しており、ほぼフル参戦だった2015~2018年は毎年勝利を挙げています。今回トラックシリーズでは初めてNEMCO以外からの参戦となりました。かなりの能力の持ち主だと思ったので、カップシリーズにいないのは勿体ない感じもしますが、KBMで結果を出して、さらに力をつけてくれると数年後にまた楽しみかなと思います。
そして新チームの話題です。現在はXfinity Seriesに参戦しているKaulig Racingが、NextGen Carの導入される2022年からのフル参戦を目標として、2021年にスポット参戦する意向であることが明らかになりました。
コウリッグ レーシングは2016年に誕生した若いチームで、2020年はNo.10でジャスティン ヘイリー、No.11でロス チャステインがフル参戦。No16がA J アルメンディンガーでスポット参戦しました。ヘイリーが3勝、アルメンディンガーが2勝を挙げています。そして、2020年のデイトナ500でカップシリーズにも初参戦、ヘイリーを起用して13位となりました。チームは2021年のスーパー スピードウェイとロード コースのイベントにスポット参戦、そしてチャーターを取得して2022年のフル参戦を目指します。
オーナーのマシュー コウリッグはLeafFilterという企業のオーナー。リーフフィルターって何ぞや、環境保護団体かなんかか?と思って検索したら、家屋の雨どいを保護する製品を製造・販売しているようです。雨どいが詰まったりして水が溜まると、ゆくゆくは家をすごく傷めてしまうので、これを回避することで雨どい掃除の手間を省き、家を長持ちさせる、そんなことを謳い文句にした会社みたいです。
こんな世の中でも、新規に参戦したいと思える組織があるというのがファンとしてはありがたいですね。いかにも詐欺っぽい会社や反社会的勢力は勘弁ですけどね。
詳細は明らかになっていませんが、スーパースピードウェイとロードコースにだけ参戦するのなら、手持ちのドライバーからヘイリーとアルメンディンガーを起用する可能性がありそうです。
そして最後に少し心配なニュースを2点。
かつてCBSなどでNASCAR中継の実況を担当、NASCARの殿堂入りも果たしているケン スクワイア―が、COVID-19に感染し入院しているとのことです。スクワイア―は1979年、デイトナ500が初めて生中継されたレースでも実況を担当、デイトナ500に『ザ グレート アメリカン レース』と名付けたのも彼だと言われています。近年もダーリントンのレース中に『スローバック』企画の一環として実況を担当していましたね。85歳のスクワイア―は、楽観できる状態ではないようですが、治ることを祈ります。
そして、NASCARで数々の年長記録を打ち立てて来た鉄人・モーガン シェファード。昨年も77歳にしてエクスフィニティ―に12戦出場していましたが今季は全休し、約40年ぶりにNASCARの3大シリーズに全く出場しませんでした。年齢やCOVID-19を考えれば致し方ない、というところですが、最近の検査で初期のパーキンソン病であると診断され、病との戦いを強いられているとのことです。
それでもシェファードは、オーナーとして2021年のNASCARに関わることを考えているそうで、彼は生きている限りNASCARへの関わり、挑戦をやめることはないようです。
