とうとうNASCARドライバーにもやってきてしまいました。NASCAR Cup Series、今季限りでの引退を表明している
ジミー ジョンソンがCOVID-19(新型コロナウイルス)の検査を受けた結果、陽性反応が出たことが明らかになり、
今週末のインディアナポリスのレースを欠場することになりました。医師から許可が下りるまで復帰はできません。
この週末はジャスティン オールガイアーがジョンソンに代わって#48をドライブすると発表されました。
また、ジョンソンはチップガナッシレーシングのインディーカーを7月9日にテストすると発表されたばかりでしたが、
このテストに参加することも難しくなったかもしれません。
ヘンドリック モータースポーツの発表によればジョンソンは自覚症状はなく、7月3日に妻のチャンドラが
『アレルギーのような症状』を経験し、検査を受けた結果陽性であったことから自身も検査を受けて、同じく
陽性が明らかになったとのことです。
ジョンソンはすぐにこの情報をチームに提供し、ヘンドリックでは関係者1名が自主隔離の措置をとった、
と発表されています。
「私の最優先事項は、愛する人とチームメートの健康と安全だ」とジョンソン。
「私はカップキャリアでレースに欠場したことがないが、出場するはずのレースを外部から見守るのは非常に
難しいだろう。この状況は非常に残念だけど、勝つための準備をして復帰し、プレーオフ争いをするつもりだ。」
ジョンソンにとっては想定外の事態が続くシーズンとなっています。無症状であることから本人の健康面に
影響が出る可能性は今のところ低そうですが、来週のケンタッキーから復帰できるのか、チーム内で
感染が拡大していないのかが心配されます。アメリカでは早期に経済活動を再開した地域を中心に
COVID-19の感染者が増加しており、アメリカ全体では1日に5万人を超える感染者が出ています。