先週の私は、NASCARを見る間も惜しんで、
いわゆるGT SPORTの国体タイムアタックに延々挑戦していました。
そして、最終的に大阪府・一般の部で14位となり、
大阪では7月に開催される代表決定戦に進むことができました。

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 ゲームをやっていないので何のことか分からない方のために
お堅い説明をしておきますと、これは正式には

第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」文化プログラム
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」

と言いまして、国民体育大会の、正式競技ではないものの、
文化プログラム、という特別枠みたいなものの競技の中に、
ゲームの対戦で競う競技・eスポーツが取り入れた、
というものです。

 3つのゲームによる大会が開催され、そのうちの1つが
GRAN TURISMO SPORTです。まあビックリ。

 GT SPORTの大会は3段階に分けられ、まず
個人個人の自宅でのタイムアタックを行い、
各都道府県の上位20人を選出。
 その20人は後日会場に集まってその場で対戦を行い、
最終的に上位2名が国体の会場へと送り込まれ、
そして国体会場で1位を決定する流れになっています。

 ともかくにも、まずはタイムアタックで上位20人に
入らないと始まりません。人口の多い地域は必然的に
参加者数が多く激戦が予想されますので、私のいる大阪府も
かなり高いレベルだろうなあ、と思っていました。

 予選タイムアタックは鈴鹿サーキットをGr.3カテゴリーの
車両で計測、アウディー R8 LMSが圧倒的に速そうなので
ほぼワンメイク状態、まあ分かりやすくて良いですわな。
 期間は4月1日~21日でしたが、私は
「後から参加した方が目標タイムもだいたいわかるし、自分に
可能性があるかないかすぐ見分けがつくだろう」
と考えて、最後の1週になって本腰を入れる不真面目さでしたw

 4月5日、最初にちょろっと走ったお試しレベルでは
1'59.5ぐらいで、この時点でちょうど20位。
まだまだ相手が伸びることを考えると、正直無理だなと思いました。
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 4月9日、マニュファクチャラーシリーズで得た
『ブレーキちゃんと踏まない走法』の経験を得てから
もうちょろっと走ったら1'59.3あたりに。
なんかギリギリ20位が手に入るような、やっぱり
無理なような位置だったので、1週間頑張ろうかなという気になりました。

 4月14日、ここから本腰を入れます。で、ここで登場したのが
『ラジョーイ』です。
デイトナ500で個性的なスキームを披露したあの人です。
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元々、先にアタックを行っていたg-FORESTさんとマッキーさんに
「ボンネットにラジョーイを貼ると速くなるらしいですよ!」
とネタコメントをしたことがきっかけですが、
「自分でもやってみよう」と思い、ホント思い付きでリバリーを
作成して改めて鈴鹿アタックへ
(なおg森さんは「貼ったけど自分で笑って無理だった」とのこと)
 まさか本当に速くなるなんてことはないと思うけどね、hahaha

1'59.2

本当に0.1秒速くなった(;・∀・)特に何も変えてないのに。。。
この後さらに0.1秒ほど短縮し、暫定で20位以内に進出。
いよいよやめるわけにいかなくなってきました。

 そして、ラジョーイで速くなる、という都市伝説が
瞬く間に広がって、知り合い数名がなぜかことごとく
ラジョーイ搭載でタイムを上げる、という珍事が発生しました。
当初自爆してたg森さんまで速くなる始末で、
現在不正に関する調査が行われているとかいないとかw

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 しかしこの後、4月15日、16日、17日と収穫無し。
この間に0.001秒差の21位に後退してしまいます。
ラジョーイ効果以外に上積みが無い!w
 私は基本的に連続で15周ぐらいしないとタイムが出始めない、
という妙な体質で、一回でも動きを止めてしまうとまた
ゼロに戻るので、公式戦なんて毎回困るわけですが、
その病気はここでも健在で、ようやくリズムが出てくると
もうすでに疲れている、という図式になります。
 さらに、たまにある『ABSの動作がおかしい気がする』という
謎の症状。16日はどうもこれがあったっぽくて、でも
連続を止めたくないから走り続けた結果、変な癖が付いて
それが17日に普通になっても尾を引いたようになりました。
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 そして4月18日、この日はある程度行けそうな感触が、
ありながらも停滞モード。やめ時も分からず
「F1と同じ53周で止めるか」とか思ったら、その52周目に
スプーンの出口の走り方を発見。勢いで走り続け、
54周目に、1'58.944と心理的節目の59秒をついに
切ることに成功。

 さすがに疲れたので19日は感触を確かめる程度にしておき、
もう20日もポイントレースを無視してひたすら鈴鹿を走り、
これまた述べ55周ほどしたところで1'58.863へと
タイムを伸ばします。いよいよ片手が届き始めました。
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しかし、あと一日あるので気が抜けません。
GTアカデミーファイナリストで、大阪で1位のスーパースター、
yukikuさんからは

TTは最後の最後までわかりません。甘く見るとひとつ
順位足りなかったとかそういう地獄を見ることになります(経験者)。
最後までできることを頑張ってみてください。

と金言をいただきました。
夜、『朝起きたら19位に落ちている夢』を見ました・・・
出れたらラッキー、ぐらいの気持ちだったのに、気づいたら
そうとうな重圧になり始めていたようです。。。

 というわけで最終4月21日。この日も2時間ほど
走り倒して、セクター最速を繋げた理論上ベストは
1'58.505まで伸ばし、乖離率から言うとそろそろもう一伸び
ありそうなところでしたが、もう指も限界、結局更新できず。
あとは結果待ちです。

 走り終えた段階では20位のカットオフラインはたしか
1'59.05で前日から変動していなかったはずなんですが、
風呂を出て寝る前に見たら、58秒台に切り上がっていました( ゚Д゚)
あと1時間半ほど、頼む、、、、、、、
zzz(-.-)・・・・・・・・・
ハッ( ゚Д゚) 1時半に目が覚めましたw
(物音をゴキブリだと思って目が覚めたら実は雨音だった、
というオチだったんですが、そもそもそれが気になっている時点で
熟睡しきれていなかったと思われます)
 起きてしまったものは仕方ないのでタイムを確認。。。
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・・・寝ぼけてないかな・・・ゴシゴシ・・・
リロードできてなかったりとか・・・行けたっぽい!?

長い戦いでしたが、どうやら生き残ったようです。
大阪府・一般の部の最終結果はこうなっていました。
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※ちなみにnunoさんはたしかR8ではなくNSXです

最後はyukikuさんとmishさんの争いも僅差でした( ゚Д゚)
県によっては、2分00秒台でも通過できたり、最激戦区・
神奈川県では20位が58.643で、大阪に当てはめると
10位以下全滅、という恐ろしいところもあったようです。

 こんなに延々と同じコースを集中して走り続けたのは
たぶんGT5のセバスチャン・ベッテルXチャレンジでの
オールゴールドを獲りに行った時以来だと思います。
あれは苦行でした・・・

 普通に考えれば大阪からはyukikuさんとmishさんが通過、
となりますが、勝負はやってみないと分かりません。
自分がその不確定要素を生むミサイルにならないようしっかりと
練習をして挑みたいと思います。
 私が規則を読んだ範囲では、代表決定戦は
まずこのオンライン予選のタイム順に2グループに分け、
Aグループ=予選の奇数の人がタイム順のグリッド
Bグループ= 〃 偶数 〃
になって、それぞれから上位5人、計10人で代表を決める
第2レースへ進むはずです。
私は偶数なので、えーっと、mishさんのいるグループで、
たぶん隣がnunoさん、前がフェリペマッサンさん、
になりますかね。7位スタートということは奇数側で
mishさんの側の列だから、、、万一やらかしたら
もう二度とGTできねえぞこれ。。。

 大阪など関西の府県の代表決定戦は7月に開催されます。
誰かに頼んで模擬戦やらせてもらおうかな。